第三章(芸能編+クロルリ)
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第三章 第10話 契約更改
千晶のマネジメント契約期間が満了する頃、ディア・ストーン・プロダクション社長黒田は、千晶に提案をした。
これまでの完全出来高制ではなく、給料制。
芸能活動の有無に関係なく、毎月給料を支給するというもの。
事務所の存続のために、千晶を手放すわけにはいかない。移籍なんかされたら、たまったもんじゃない。
もはや売れっ子になってしまった千晶を繋ぎ留めるための苦肉の策だった。
「全く出ない月があっても構わん。在籍だけでいい。千晶、頼む。」
黒田は必死だった。
納税額が急上昇してしまったので、本当はまたバンバンテレビ等に出て稼いでもらわないと、経営は火の車、なのだが。
「在籍だけで、いいんですね。」
「そうだ。」
ルリが頭を下げ、隣のクロムも両手を突き出し懇願のポーズをとる。
「千晶ッ! 頼むッ!」
クロムに続いて、こはくもまた、頭を下げる。
「私からも、頼む。この通りだ。」
事務所総出で懇願されては、千晶もこのまま退くわけにはいかない、そんな気にさせられてしまう。
「……わかりました。でも、レギュラーでの出演は一切なし、でお願いします。」
「もちろんだ。」
「かたじけない、千晶殿。」
こはくはその立ち振る舞いまで侍の格好だった。
次の日、事務所に舞い込んできたのは、千晶のCM出演のオファー。秋から入れ替わる、大手コスメブランドのイメージキャラクターに千晶が抜擢された。全国のプライム帯で放映される。その報酬額の大きさに、黒田は歓喜の声を上げた。
「これで去年分の所得税が一括で支払えるぞ!」
千晶は、テレビ番組自体への出演が激減した一方、CMや広告への登場が増え、街の至るところで目にするようになった。
「これも千晶か……。」
その広告から目が離せない羽翔。なんだか千晶が遠い存在になってしまったようで、胸が苦しくなる思いだった。
先日発売された20代女性向けファッション雑誌の表紙が千晶だった。
羽翔さん(20代後半・公務員・男性)は、3冊買った。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
保管用に何冊か買うのはヲタの常識。
(♪) Bruno Mars - Treasure (2013)
千晶のマネジメント契約期間が満了する頃、ディア・ストーン・プロダクション社長黒田は、千晶に提案をした。
これまでの完全出来高制ではなく、給料制。
芸能活動の有無に関係なく、毎月給料を支給するというもの。
事務所の存続のために、千晶を手放すわけにはいかない。移籍なんかされたら、たまったもんじゃない。
もはや売れっ子になってしまった千晶を繋ぎ留めるための苦肉の策だった。
「全く出ない月があっても構わん。在籍だけでいい。千晶、頼む。」
黒田は必死だった。
納税額が急上昇してしまったので、本当はまたバンバンテレビ等に出て稼いでもらわないと、経営は火の車、なのだが。
「在籍だけで、いいんですね。」
「そうだ。」
ルリが頭を下げ、隣のクロムも両手を突き出し懇願のポーズをとる。
「千晶ッ! 頼むッ!」
クロムに続いて、こはくもまた、頭を下げる。
「私からも、頼む。この通りだ。」
事務所総出で懇願されては、千晶もこのまま退くわけにはいかない、そんな気にさせられてしまう。
「……わかりました。でも、レギュラーでの出演は一切なし、でお願いします。」
「もちろんだ。」
「かたじけない、千晶殿。」
こはくはその立ち振る舞いまで侍の格好だった。
次の日、事務所に舞い込んできたのは、千晶のCM出演のオファー。秋から入れ替わる、大手コスメブランドのイメージキャラクターに千晶が抜擢された。全国のプライム帯で放映される。その報酬額の大きさに、黒田は歓喜の声を上げた。
「これで去年分の所得税が一括で支払えるぞ!」
千晶は、テレビ番組自体への出演が激減した一方、CMや広告への登場が増え、街の至るところで目にするようになった。
「これも千晶か……。」
その広告から目が離せない羽翔。なんだか千晶が遠い存在になってしまったようで、胸が苦しくなる思いだった。
先日発売された20代女性向けファッション雑誌の表紙が千晶だった。
羽翔さん(20代後半・公務員・男性)は、3冊買った。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
保管用に何冊か買うのはヲタの常識。
(♪) Bruno Mars - Treasure (2013)
