旅日記
2025年2月21日 足利市 伯仲燦然
2025/03/01 18:46数日前、足利市で開催されている山姥切国広と本作長義の同時展示の展示を見に、二泊三日で足利市立美術館に行きました。
以下は鑑賞したメモと、その時に行った建物や店について書いたレポートです。
国広の刀
彫り物が上手い刀工なので、全体として銘の文字がとても綺麗でした。
特に文字数の多い銘の刀は文字が綺麗に並んでいて、深く彫られている訳でもないのにはっきりと読みやすかったです。
あと今まで見て来た刀ではあまり意識して見れていませんでしたが、国広の刀は何故か茎の鑢目に目がいきました。
特に慶長以降に作られた刀の、斜めに入っている鑢目が好きで、迷いが無い真っすぐな線が、かっこよかったです。
国広の刀身彫刻
倶利伽羅龍の鱗や鬣、不動国広に彫られている不動明王の布と火の表現
、大黒天の俵の部分、三鈷剣の柄の部分など、全て細かく表現されていて、曲線の表現がすごく滑らかで何度も見返しました。
布袋国広:刀身彫刻の布袋を形作る曲線が、「本当に彫刻刀でこんなの彫れるのか?」と思えるほどすごく滑らかで綺麗でした。
最初は笑っていると思っていたのですが、「武と美」の図録の裏表紙に布袋国広の布袋が大きく写っているので見てみたら、うたた寝しているみたいな表情でした。
山姥切国広の拵 梅花皮鮫肥後打刀拵(うろ覚えです)
何の前知識もなしに見に行ったので、大倶利伽羅みたいなシンプルな見た目の拵なのかなと思っていたのですが、思った以上に派手な見た目の拵でした。
梅花皮鮫自体が鮫皮の突起物を梅の花のように研ぎ出す装飾らしく、
拵は全体として大きな白い丸の上に、無数の小さな白い丸が埋め尽くされている見た目で、満開の白い梅の花達を、木の下から見上げた景色みたいに見えました。
柄巻の紐は赤が入った茶色みたいで、この色のおかげで、ただ派手な鞘ではなく、落ち着きのある印象のある拵えになっているように感じました。
もう少し調べてみたら、肥後拵えは居合の実用性を持つとあって、キャラクターの山姥切国広は居合が上手いイメージが強かったので、かなり解釈一致でした。
本作長義
この刀を見るのは数年前の京都の展示以来です。
初めて見た時は知識ゼロで鑑賞して「なんか修羅場慣れしてそうな刀だな」位にしか思っていなかったのですが、「やっぱ元大太刀だから打刀にしてはごついな」でした。
鋒側に立つと、四隅のライトの影響か棟側が黒く見えて、こっちに刀が迫って来るみたいで、迫力がすごかったです。
それと茎のスペースギリギリまで詰め込まれて彫られている、長い銘が本当にすごかったです。
今回360度で見られるようになっていたので、表裏どちらも銘をじっくりと見る事ができて本当に嬉しかったです。
刃文に関しては、ずっと見てたら頭の中で情報がごちゃごちゃしてきて「あ~~~やばいカッコいいしか分からない………なんか考えすぎて訳分かんなくなって炎か蛇に見えてきた」となりました。
山姥切国広
まず抱いた感想が、「本当に打刀だよな?なんかでかいな!?」と「鋒がめっちゃ好み」でした。
展示されていた国広の刀は、鋒側に向かってスッと細くなっていく刀が多いイメージでしたが、姿は本作長義にかなり似ていたので、太刀じゃないのかと思える程に、実際のサイズより大きく感じる打刀でした。
どちらも予想以上に薄い刀で、それでいて身幅があって迫力がすごい二振りでした。
ケースからできるだけ離れて、二振りの全体の姿を見比べてみたら、もし戦場で刀を振るわれるほんの一瞬しか見ていなければ、本作長義と勘違いする人間も出るだろうなと思う程シルエットは似ていました。
長義の刀に姿を寄せているので、山姥切国広は国広の刀としては、刀の姿が兄弟刀と少し違う気もしましたが、近くでライトに当たって浮かび上がる細かい刃文は国広を連想させるもので、「ただ本作長義を写しただけのそっくりの刀」ではなく、「長義の刀に姿を寄せてはいるが、一振りの名刀としてちゃんと独立している国広の刀」というのがよく分かりました。
図録や解説文を見ると、今回「相州」の単語が結構出ていて、今回展示されていた天正時代の国広の刀は、末相州風の刀を打つのを得意としていたとあって、相州備前の代表格と言われた刀工長義の刀と、天正時代では相州風の作風の刀を打っていた刀工堀川国広とは、新しい写しを作る際にとても相性が良かったのかなとも思いました。
一日目
太平記館
最初にスタンプラリー台紙を貰う
足利学校
太平記館からここに行く途中の歩道橋から見える全景が綺麗でした。
入場券を購入する所の近くにある休憩所みたいな所には、山姥切国広の押形の複製品が飾っていて、スタンプが設置されている場所には、二振りの声優さんのサインが飾られていました。
机が並んでいた場所にあった足利学校漢字クイズ 初級が意外と難しくて、かなりの時間熱中してしまいました。 結果は一問5点で私は65点でした。
途中に海軍大将の東郷平八郎の月桂樹が植えてある所を見つけて、びっくりしました。
蘭と月
お香のお店です。
SNSで他の方の投稿を見て、置くお香が可愛かったので向かいました。
金木犀、桜、藤のお香を購入させていただきました。
鑁阿寺
足利学校のすぐ近くにあって、紅白に並んでいる梅が綺麗でした。
スタンプラリーのスタンプは、なんか上手くできなくてずれてしまいました。
掘で泳いでいる鴨達が可愛いくて、ずっと見てられました。
心通院
展示を見る時間までに行けると軽い気持ちで徒歩で行きましたが、思った以上に遠くて正直舐めてました。
展示の時間が迫ってたのでここはあまりしっかりと見られなかったです。
早歩きで太平記館に戻ってスタンプラリーの景品のポストカードを貰いました。この時点で三時間かからずにスタンプラリーが実質終了しました。
足利市立美術館
図録二冊を購入したらクリアファイルとポスターを貰えるとの事だったので、二冊購入させてもらいました。
巻末の付録にある原寸大の刀絵図が大迫力ですごかったです。
ポスターは荷物の都合で持って帰れそうになかったので、泣く泣く遠慮させてもらいました。
展示内容については別で書きます。
岩下書店
美術館の真正面にある書店です。
元新聞記者の方が出版した山姥切関連の小説が三冊売ってあって、軽く流し読みをしてみたら文字も大きくてすぐに読めそうだったので、一気に購入しました。
一緒に刀剣クッションがリストレストに使えるかなと思ったので、こちらも購入、コラボ記念として黒いクリアファイルを貰いました。
足利商工会議所 友愛会館 わが家のお宝刀剣展
会場にテーブルと椅子の休憩所があったので、ありがたく使わせていただきました。
展示されている刀には、脇差の兼光や短刀の大慶直胤など、さらっとすごい名刀も展示されていたので、足利市民の方すごいなと思いました。
早雲美術館
足利市立美術館からかなり遠く、閉館まで一時間を切った辺りでなんとか到着。
後期に展示されている源清麿の脇差と、大和守安定目当てで見に行きました。
清麿の刀は茎に「環」とあって、「ん?どういう意味だ?」となりましたが、家に帰ってから調べてみると、刀工の本名が「山浦環」で環と銘が入っているのはかなり貴重な刀だったらしく、もっとしっかり見ておけばよかったと後悔しました。
織姫神社
早雲美術館から戻る途中にあったのですが、この時点で私の足が大分限界を迎えていて、真正面にある「男坂」は約230段の階段だったので無理だと判断し、隣の「女坂」から上りました。
階段にある七色の鳥居が特徴的でしたが、体力が限界の自分にはそれに感嘆する余裕が無くて、鳥居の色が変わる度にその場で立ち止まってゼーゼーと息切れを整えるのが大変でした。
足利に来る前までは足利城跡に行って足利を見下ろして、推し達が見たであろう景色を見てみたいと思っていたのでしたが、織姫神社の階段を上って頂上に着いた時点で夕方だったのと、私の体力が底をついていたので、「これから片道二キロはさすがに無理」となって、残念ながら諦めました。
建物は鮮やかな赤がとても印象的な神社で、そこから見える足利の夕焼けの景色がとても綺麗でした。
天気が晴れで本当に良かったです。
蝶や
有名な日本料理屋らしく、来た時点でかなりの人が並んでいて、私が並んだ後もひっきりなしに人が並んでいました。
本音は定食が食べたかったのですが、私が量が食べられない人間なので、テイクアウトで山姥切ローストビーフを頂き、物販で概念盃を購入させていただきました。
お米は濃いめの味付けがされていましたが、お肉がすごく美味しかったです。
一日目の歩数:22242歩
二日目
あしかがフラワーパーク
最後のスタンプラリースポットで、ほぼ開館時間と同時に到着しました。
今回のコラボで二振りをイメージして作られた花手水は、天気がやや曇り気味だったので少し色褪せて見えてしまったので、晴れている時に見たかったです。
数量限定の単語に釣られて購入した国廣ソーダは、透き通った緑が綺麗な飲み物で、刀の形のクッキーが固くて食べ応えがあって、中に入っているみかんが甘くて美味しかったです。
下にあった緑色のゼリーが上の大きな氷に邪魔されて、ゼリーの救出が大変でした。ストローで思い切り吸い上げようとしたら、気管に向かって弾丸みたいに真っすぐ入って来て思い切りむせたので、大変危険でした。
花は寒紅梅、ロウバイ、福寿草、ビオラが見頃らしく、特に寒紅梅が綺麗でした。
梅の花は白か、淡いピンクのイメージが強かったので、こんなに濃い色の梅があるのかと驚きました。
お土産屋で刀剣乱舞の出張販売のようなコーナーがあって、いつか見つけたら絶対買おうと思っていた刀剣御守が売っていたので、迷いなく購入させていただきました。
二日目の歩数:13760歩
合計歩数:36002歩
家に帰ってからの翌日、念のためにストレッチはしましたが、酷い筋肉痛で太ももが持ち上がらず、股関節が痛くて足が大惨事でした。
今回の展示を見に行った際に一番思ったのは、街中のどこを見ても山姥切国広の幟があって、街ぐるみで伯仲の展示を応援しているのが伝わって、本当に足利の土地に愛されているなと感じました。
伯仲の二振りが同時に展示されるだけでもすごい事なのに、二振りにゆかりのある足利で四百年以上ぶりに会わせてくれて、そしてそんな貴重な時に、展示を見に来た来館者として立ち会う事ができて、まさに感無量でした。
この特別展の実現に関わってくださった全ての方々に心から感謝します。
以下は鑑賞したメモと、その時に行った建物や店について書いたレポートです。
国広の刀
彫り物が上手い刀工なので、全体として銘の文字がとても綺麗でした。
特に文字数の多い銘の刀は文字が綺麗に並んでいて、深く彫られている訳でもないのにはっきりと読みやすかったです。
あと今まで見て来た刀ではあまり意識して見れていませんでしたが、国広の刀は何故か茎の鑢目に目がいきました。
特に慶長以降に作られた刀の、斜めに入っている鑢目が好きで、迷いが無い真っすぐな線が、かっこよかったです。
国広の刀身彫刻
倶利伽羅龍の鱗や鬣、不動国広に彫られている不動明王の布と火の表現
、大黒天の俵の部分、三鈷剣の柄の部分など、全て細かく表現されていて、曲線の表現がすごく滑らかで何度も見返しました。
布袋国広:刀身彫刻の布袋を形作る曲線が、「本当に彫刻刀でこんなの彫れるのか?」と思えるほどすごく滑らかで綺麗でした。
最初は笑っていると思っていたのですが、「武と美」の図録の裏表紙に布袋国広の布袋が大きく写っているので見てみたら、うたた寝しているみたいな表情でした。
山姥切国広の拵 梅花皮鮫肥後打刀拵(うろ覚えです)
何の前知識もなしに見に行ったので、大倶利伽羅みたいなシンプルな見た目の拵なのかなと思っていたのですが、思った以上に派手な見た目の拵でした。
梅花皮鮫自体が鮫皮の突起物を梅の花のように研ぎ出す装飾らしく、
拵は全体として大きな白い丸の上に、無数の小さな白い丸が埋め尽くされている見た目で、満開の白い梅の花達を、木の下から見上げた景色みたいに見えました。
柄巻の紐は赤が入った茶色みたいで、この色のおかげで、ただ派手な鞘ではなく、落ち着きのある印象のある拵えになっているように感じました。
もう少し調べてみたら、肥後拵えは居合の実用性を持つとあって、キャラクターの山姥切国広は居合が上手いイメージが強かったので、かなり解釈一致でした。
本作長義
この刀を見るのは数年前の京都の展示以来です。
初めて見た時は知識ゼロで鑑賞して「なんか修羅場慣れしてそうな刀だな」位にしか思っていなかったのですが、「やっぱ元大太刀だから打刀にしてはごついな」でした。
鋒側に立つと、四隅のライトの影響か棟側が黒く見えて、こっちに刀が迫って来るみたいで、迫力がすごかったです。
それと茎のスペースギリギリまで詰め込まれて彫られている、長い銘が本当にすごかったです。
今回360度で見られるようになっていたので、表裏どちらも銘をじっくりと見る事ができて本当に嬉しかったです。
刃文に関しては、ずっと見てたら頭の中で情報がごちゃごちゃしてきて「あ~~~やばいカッコいいしか分からない………なんか考えすぎて訳分かんなくなって炎か蛇に見えてきた」となりました。
山姥切国広
まず抱いた感想が、「本当に打刀だよな?なんかでかいな!?」と「鋒がめっちゃ好み」でした。
展示されていた国広の刀は、鋒側に向かってスッと細くなっていく刀が多いイメージでしたが、姿は本作長義にかなり似ていたので、太刀じゃないのかと思える程に、実際のサイズより大きく感じる打刀でした。
どちらも予想以上に薄い刀で、それでいて身幅があって迫力がすごい二振りでした。
ケースからできるだけ離れて、二振りの全体の姿を見比べてみたら、もし戦場で刀を振るわれるほんの一瞬しか見ていなければ、本作長義と勘違いする人間も出るだろうなと思う程シルエットは似ていました。
長義の刀に姿を寄せているので、山姥切国広は国広の刀としては、刀の姿が兄弟刀と少し違う気もしましたが、近くでライトに当たって浮かび上がる細かい刃文は国広を連想させるもので、「ただ本作長義を写しただけのそっくりの刀」ではなく、「長義の刀に姿を寄せてはいるが、一振りの名刀としてちゃんと独立している国広の刀」というのがよく分かりました。
図録や解説文を見ると、今回「相州」の単語が結構出ていて、今回展示されていた天正時代の国広の刀は、末相州風の刀を打つのを得意としていたとあって、相州備前の代表格と言われた刀工長義の刀と、天正時代では相州風の作風の刀を打っていた刀工堀川国広とは、新しい写しを作る際にとても相性が良かったのかなとも思いました。
一日目
太平記館
最初にスタンプラリー台紙を貰う
足利学校
太平記館からここに行く途中の歩道橋から見える全景が綺麗でした。
入場券を購入する所の近くにある休憩所みたいな所には、山姥切国広の押形の複製品が飾っていて、スタンプが設置されている場所には、二振りの声優さんのサインが飾られていました。
机が並んでいた場所にあった足利学校漢字クイズ 初級が意外と難しくて、かなりの時間熱中してしまいました。 結果は一問5点で私は65点でした。
途中に海軍大将の東郷平八郎の月桂樹が植えてある所を見つけて、びっくりしました。
蘭と月
お香のお店です。
SNSで他の方の投稿を見て、置くお香が可愛かったので向かいました。
金木犀、桜、藤のお香を購入させていただきました。
鑁阿寺
足利学校のすぐ近くにあって、紅白に並んでいる梅が綺麗でした。
スタンプラリーのスタンプは、なんか上手くできなくてずれてしまいました。
掘で泳いでいる鴨達が可愛いくて、ずっと見てられました。
心通院
展示を見る時間までに行けると軽い気持ちで徒歩で行きましたが、思った以上に遠くて正直舐めてました。
展示の時間が迫ってたのでここはあまりしっかりと見られなかったです。
早歩きで太平記館に戻ってスタンプラリーの景品のポストカードを貰いました。この時点で三時間かからずにスタンプラリーが実質終了しました。
足利市立美術館
図録二冊を購入したらクリアファイルとポスターを貰えるとの事だったので、二冊購入させてもらいました。
巻末の付録にある原寸大の刀絵図が大迫力ですごかったです。
ポスターは荷物の都合で持って帰れそうになかったので、泣く泣く遠慮させてもらいました。
展示内容については別で書きます。
岩下書店
美術館の真正面にある書店です。
元新聞記者の方が出版した山姥切関連の小説が三冊売ってあって、軽く流し読みをしてみたら文字も大きくてすぐに読めそうだったので、一気に購入しました。
一緒に刀剣クッションがリストレストに使えるかなと思ったので、こちらも購入、コラボ記念として黒いクリアファイルを貰いました。
足利商工会議所 友愛会館 わが家のお宝刀剣展
会場にテーブルと椅子の休憩所があったので、ありがたく使わせていただきました。
展示されている刀には、脇差の兼光や短刀の大慶直胤など、さらっとすごい名刀も展示されていたので、足利市民の方すごいなと思いました。
早雲美術館
足利市立美術館からかなり遠く、閉館まで一時間を切った辺りでなんとか到着。
後期に展示されている源清麿の脇差と、大和守安定目当てで見に行きました。
清麿の刀は茎に「環」とあって、「ん?どういう意味だ?」となりましたが、家に帰ってから調べてみると、刀工の本名が「山浦環」で環と銘が入っているのはかなり貴重な刀だったらしく、もっとしっかり見ておけばよかったと後悔しました。
織姫神社
早雲美術館から戻る途中にあったのですが、この時点で私の足が大分限界を迎えていて、真正面にある「男坂」は約230段の階段だったので無理だと判断し、隣の「女坂」から上りました。
階段にある七色の鳥居が特徴的でしたが、体力が限界の自分にはそれに感嘆する余裕が無くて、鳥居の色が変わる度にその場で立ち止まってゼーゼーと息切れを整えるのが大変でした。
足利に来る前までは足利城跡に行って足利を見下ろして、推し達が見たであろう景色を見てみたいと思っていたのでしたが、織姫神社の階段を上って頂上に着いた時点で夕方だったのと、私の体力が底をついていたので、「これから片道二キロはさすがに無理」となって、残念ながら諦めました。
建物は鮮やかな赤がとても印象的な神社で、そこから見える足利の夕焼けの景色がとても綺麗でした。
天気が晴れで本当に良かったです。
蝶や
有名な日本料理屋らしく、来た時点でかなりの人が並んでいて、私が並んだ後もひっきりなしに人が並んでいました。
本音は定食が食べたかったのですが、私が量が食べられない人間なので、テイクアウトで山姥切ローストビーフを頂き、物販で概念盃を購入させていただきました。
お米は濃いめの味付けがされていましたが、お肉がすごく美味しかったです。
一日目の歩数:22242歩
二日目
あしかがフラワーパーク
最後のスタンプラリースポットで、ほぼ開館時間と同時に到着しました。
今回のコラボで二振りをイメージして作られた花手水は、天気がやや曇り気味だったので少し色褪せて見えてしまったので、晴れている時に見たかったです。
数量限定の単語に釣られて購入した国廣ソーダは、透き通った緑が綺麗な飲み物で、刀の形のクッキーが固くて食べ応えがあって、中に入っているみかんが甘くて美味しかったです。
下にあった緑色のゼリーが上の大きな氷に邪魔されて、ゼリーの救出が大変でした。ストローで思い切り吸い上げようとしたら、気管に向かって弾丸みたいに真っすぐ入って来て思い切りむせたので、大変危険でした。
花は寒紅梅、ロウバイ、福寿草、ビオラが見頃らしく、特に寒紅梅が綺麗でした。
梅の花は白か、淡いピンクのイメージが強かったので、こんなに濃い色の梅があるのかと驚きました。
お土産屋で刀剣乱舞の出張販売のようなコーナーがあって、いつか見つけたら絶対買おうと思っていた刀剣御守が売っていたので、迷いなく購入させていただきました。
二日目の歩数:13760歩
合計歩数:36002歩
家に帰ってからの翌日、念のためにストレッチはしましたが、酷い筋肉痛で太ももが持ち上がらず、股関節が痛くて足が大惨事でした。
今回の展示を見に行った際に一番思ったのは、街中のどこを見ても山姥切国広の幟があって、街ぐるみで伯仲の展示を応援しているのが伝わって、本当に足利の土地に愛されているなと感じました。
伯仲の二振りが同時に展示されるだけでもすごい事なのに、二振りにゆかりのある足利で四百年以上ぶりに会わせてくれて、そしてそんな貴重な時に、展示を見に来た来館者として立ち会う事ができて、まさに感無量でした。
この特別展の実現に関わってくださった全ての方々に心から感謝します。

