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Memories 短編

「雅が煽ったんだから責任、取ってくれるよね?」

嗚呼、私は軽はずみに大変なことをしてしまったみたい。
私と柚綺は付き合っているわけではない。親同士が仲が良くて知らない間に許嫁になっていた。
お兄様は断固拒否…だったらしいけど。

それでも、私自身柚綺と一緒に居るのは嫌じゃなかったしむしろ…
だから告白されてる柚綺を見て我慢できなかった。

「雅…」

うううう逃げたいっ!!!!!恥ずかしい!顔が赤いよ絶対…!

私橘条 雅は円城寺 柚綺に壁ドンされ、冒頭の台詞を言われているわけですが…

何をしたかと言うと…

”ほっぺちゅー”である

柚綺を渡さない、渡したくないという独占欲から起こした行動だった。
流石に告白されてる所に割って入ったりとかはしていない。
柚綺が1人になるのを待ってからだ。

「流石に僕でもそんなことされたら我慢、出来ないのだけれど」

その言葉以降の記憶はない




-続…かない!-
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