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嫉妬ーenvyー

驚愕に見開かれるアメジストの瞳。

「・・・んっ・・・んはっ・・・やぁっ・・・」

黒刀は唇を離そうと顔を逸らそうとした・・・。

だけど、それは俺が許さない。

俺は黒刀の唇を舌で強引に抉じ開け、口腔に舌を侵入させる・・・。

「んんッ!・・やっ・・・んはっ・・・ぁ・・・」

口腔を生き物のように荒らす俺の舌から逃れようと、黒刀は俺の肩を押し返して来た・・・。

抵抗する両手を掴み、シーツに縫い付け抵抗出来ないようにする。

抵抗出来なくなった黒刀はされるがまま…俺の噛み付くような口付けを受けていた。

「・・・やっ・・・あっ・・・はぅんッ・・・ンンっ・・・はぁッ・・・いち、・・・ごぉ・・・」

俺は奥に逃げ込んだ黒刀の舌を絡み取り、くちゅくちゅと卑猥な音を立て舌先を吸ってやる。



暫く、黒刀の唇を貪っていた俺は口を離した。

すると、俺と黒刀の間には銀糸が繋がっていた・・・。

「・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はっ・・・はぁ・・・・・」

黒刀は目に涙を溜め、頬を上気させ荒い息遣いで俺を見る。

(・・・はっきり言えば、かなりソソる・・・・)

俺は黒刀の白い首筋に噛み付いた…。

「や、やだっ!いち・・・ひっ」

首筋に噛み付き、赤くくっきりと付いた歯型を舐め上げると黒刀は高い声を上げる・・・。

ぬるっ…。

「ひぁっ」

耳に舌を這わせると、黒刀の体がビクンと大袈裟に揺れる…。

「・・・もっ・・・や、だっ・・・・」

俺は黒刀が涙を流したのを見て、我に返った。

黒刀は俺から顔を逸らし、体を小刻みに揺らしながらアメジストの瞳から次々と涙を流し泣いていた・・・・。

そんな黒刀の姿を見た俺は自分の行為に罪悪感が湧いて来て、シーツに縫い付けていた両手を離し、そっと…震えている黒刀を抱き締めた。

すると、腕の中で黒刀の体が跳ねた。

「・・・一、護・・・・?」

黒刀は涙が伝う顔を俺に向ける。

「悪りィ・・・・」

俺は黒刀に謝罪する・・・。
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