Sweet☆Chocolate

「お、おう…サンキューな」

一護はホワイトチョコを差し出す黒刀にお礼を言い、パクリと口に含む。

パキッと音を立て、噛むとチョコは口腔内に甘味が広がり、やがて溶けていった…。

「うめぇ…」

「だろ?」

感嘆の言葉を洩らす一護に黒刀は嬉しそうに笑った。
一護は子供のように微笑む黒刀の顎を掴み、上を向かせると口付けた。

突然の口付けに黒刀はアメジストの瞳を見開き、されるがままにされていた…。

チュッ…。

リップ音を立て、一護は顔を離した。

「チョコより、お前の方が甘ェな…」

至近距離でそう言ってやると、黒刀は白い頬をみるみる紅潮させ、目を一護から逸らすと首に巻いている黒いスカーフを掴み言った。

「ば、ばっかじゃねぇの…」

そんな彼を一護は愛しそうに見詰め、そっと抱き締めた。






(チョコよりも、君の方が甘い…。)





―end―
あとがき→
家にホワイトチョコ(ガーナ)があったので、それから思いついた話(笑)
実は管理人、ホワイトチョコ大好物です!!←関係ねぇだろ!
(読んで下さりありがとうございました~!!)
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