通り雨は虹をつれて/Claude
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数回点滅して消えた電球を、Princessが見上げる。
「あ……電球、切れちゃいましたね」
玄関先でランチボックスを差し出したPrincessの指先が、薄暗闇に包まれた。
クロードもまた頭上を仰ぐ。
「帰ってきたら、私が交換します。そのままにしておいてください。では、いってまいります」
クロードは軽く両の口角をあげてランチボックスを受け取ると、扉を開けた。
執事の朝は早い。
まだ太陽は地平線深く沈んだままで、月が我がもの顔の光を放っている。
白い光のもとにクロードを見守り、角を曲がるそのときに互いに視線でうなずきあってから、Princessの一日は始まる。
クロードとの暮らしは、今月で二年を越えた。
ひとつ屋根の下に男と女が寝起きして、それでも同棲でないといったら誰も信じないだろう。
しかし、実際にPrincessとクロードの奇妙な「同居」は続いている。
―――あの日から。
「あ……電球、切れちゃいましたね」
玄関先でランチボックスを差し出したPrincessの指先が、薄暗闇に包まれた。
クロードもまた頭上を仰ぐ。
「帰ってきたら、私が交換します。そのままにしておいてください。では、いってまいります」
クロードは軽く両の口角をあげてランチボックスを受け取ると、扉を開けた。
執事の朝は早い。
まだ太陽は地平線深く沈んだままで、月が我がもの顔の光を放っている。
白い光のもとにクロードを見守り、角を曲がるそのときに互いに視線でうなずきあってから、Princessの一日は始まる。
クロードとの暮らしは、今月で二年を越えた。
ひとつ屋根の下に男と女が寝起きして、それでも同棲でないといったら誰も信じないだろう。
しかし、実際にPrincessとクロードの奇妙な「同居」は続いている。
―――あの日から。
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