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色々まとめ

―天狼島―

「ゼレフー、オーガストー……いないですね」

可愛らしくラッピングしたチョコレートを取り出すメイビス。

「折角、作ったのに…」

何も無い場所から現れたゼレフとオーガスト。

「ただいま、メイビス」
「あ、ゼレフにオーガスト」
「お母さん、ただいま帰りました!」
「おかえりなさい二人共…プレゼントがあるんですよ?」
「「?」」
「ハッピーバレンタイン!」

そう言ってラッピングした包みを渡す。

「バレンタイン…?」
「バレンタインデーは大切な人に
チョコをあげる日なんですよ?」
「…ありがとう、メイビス」

メイビスの額にキスをしたゼレフ。

「っ……!」
「幸せを噛み締めながら食べるよ」
「…少し、不恰好ですけど」
「メイビスからの贈り物なら、なんでも嬉しい」
「…ゼレフ……………あ」
「どうかしたのかい?」
「もう1つおめでたい事がありますよ!」
「…うん?」
「ナツとリサーナの間に女の子が生まれました」
「!ナツに……子供が…?」
「はい!」
「…なら君はギルドにいないと」
「…リタの時のような思いはもうしたくありません」
「………チョコ、一緒に食べようか?メイビス」
「そうですね、ゼレフ」
「お母さん、チョコレートありがとうございます」
「ふふ、本当にオーガストは小さい頃の私みたいですね」
「今でも小さいけどね」
「むぅ、失礼ですね…」
「僕は、本来の年齢はもう老人ですから。
お母さんのいる此処でだけなら、あの頃の…
父さんにオーガストと名付けられた日の姿でいたい」
「…オーガスト」
「出来るだけ、長生きして下さいね。私達は」
「不老不死だからね。少しでも長く君と一緒にいたい」
「はい。善処します」
「…チョコ、食べましょう」
「はい」
「うん」
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