色々まとめ

「オーガスト」

幼い幼児の姿の彼と手を繋ぐ。
…私は幽体だから向こうに感触は無いのだろうけれど
オーガストは嬉しそう。

「お母さん」
「なんですか?」
「僕を抱き締めて下さい」
「…はい」

ぎゅっとオーガストを抱き締める。

「…願いが叶った…っ」
「ごめんなさい。感触、無いですよね…」
「それでもいいんです。
それに肉体のある貴女は……」
「…光の神話の事、知っているんですね」
「…はい」
「ゼレフ、ですか?」
「はい、父さんはお母さんの肉体の秘密を知っています」
「…何の為に?」
「アクノロギアを倒す為と、…ある目的の為に。
でもアクノロギアはもういないから、
その必要もなくなったと言っていました」
「………そう、ですか」
「お母さんは……もう肉体を利用される事は絶対に無いです」
「………」
「僕や父さん、それに妖精の尻尾がいるでしょう?…だから」
「……考えてみます。ありがとう、オーガスト」

オーガストの頭を撫でる。

「はい」

…三代目に伝えて、竜の方に頼んでみましょう。
流石に、ギルドメンバーに頼むのは憚られます…。
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