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色々まとめ

―アースランド・天狼島―

私はゼレフに寄り掛かっています。

「平和ですね…」
「うん」
「ねぇ、ゼレフ……
もう世界を壊すなんてことしないですよね…?」
「………」
「ゼレフ…?」
「もうしないよ、ナツや……君がいてくれる。
それだけで満たされるからね」
「…良かった」
「君は僕の恋人だから」
「…うん」

少し、頬が熱くなった。

「…ああ、そうだ。君に会わせたい人がいたんだった」
「?」
「…おいで、オーガスト」

ゼレフがそう言うと、金髪の老人が現れた。

「はじめまして、かあ……初代殿」
「…はじめまして?」

何かを言いかけたみたいだけど…?

「オーガスト、自己紹介」
「はい、父さん」
「……………父さん…?」

ゼレフの、子供…?誰との子…?
一瞬、老人の姿が金髪の幼児に見えた気がした。

「我が母は貴女です。……お母さん」
「……………?私、産んだ覚えがない…ですよ…?」
「君のところの2代目が取り上げたらしい」
「プレヒトが?………ゼレフと…私の、子…」
「はい」
「………」

正直、混乱したけれど

「…オーガスト、こっちに来て…屈んで下さい」
「!………はい」

屈んだオーガストの頭を撫でる。

「はじめまして、オーガスト…
知らない内に、こんなにも大きくなってしまったのですね…」
「っ………はい…」
「私よりも大きくなって……
これじゃあ抱っこもおんぶも出来ないじゃないですか…」
「その、気持ちだけで……十分です…っ」
「…これからは、家族として過ごしましょうね」
「…はい、母さん」
「メイビス、あと何日かしたら妖精の尻尾に行くよ。
もう一人、特定の人に紹介したい女性がいる」
「…オーガストも、その女性も、貴方の部下ですか?」
「そうだよ、名はアイリーン・ベルセリオン。
君のところのエルザの母親だ」
「………え?」
「うん、そういう事だから」
「…じゃあジェラールのお義母さんになりますね」
「うん」
「楽しみにしてますね、ゼレフ♪」
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