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色々まとめ

城内で視線を感じて振り返る。
見えたのはメイド服とピンク色の髪。

「……シェリア?」
「っ……わわ、王妃様…」

昔のシェリア…に似た子は、まだ十代位かな?

「貴女の名前は?」
「っ……シェ、シェリア…ですっ」

ああ、こっちのシェリアなんだ。
びくびくしながら話すその子はまるで昔の私みたい。

「ふふっ」
「…っ……?」
「お話、しよう?」
「えっ、……わ、私…なんかと…?」
「うん、部屋に行こうか」
「は、はい…っ」

*~*~*~*~*~*~*

「シェリア」
「…お、王妃様…」

視線があちこち向いてるシェリアを
ぎゅっと抱き締める。

「わ、わわわ…!」
「大丈夫だよ、怖くない」
「王妃様……そんな…っお、おそれ多い…です…!」
「友達になろう?シェリア」
「わ、私…と……ですか…?」
「うん!」

解放すると、シェリアは恥ずかしそうに笑って

「…はい、王妃様」

ぎゅっと握手をした。

「…シェリアは引っ込み思案なんだね」
「…ご、ごめんなさい…っ」

泣きそうになるシェリアの頭を撫でる。

「シェリアを見てるとね…昔の私を見てるみたいなんだ」
「…え?」
「私もそんな風にオドオドしてたから」
「ぜ…全然そんな風には…」
「実際そうだったんだ…
シャルルによく叱られたなぁ…」

…シャルル…元気かな?

「王妃様……?」
「うん。いろんな人達に出会って、変われたんだ」
「…私も、変われる…でしょうか…?」
「うん!」
「…っが、頑張って…みます…!」
「頑張って、シェリア!」
「あ、あの……また、来ても…いい、ですか…?」
「もちろん!」
「…あ、ありがとうございます。王妃様…!」
「ウェンディでいいよ?」
「そんなっ…おそれ多い…!」
「大丈夫だよ、私が許可してるんだから」
「……………ウェン…ディ…さま」
「様はいらないよ」
「…ウェンディ………さ」
「さんもダメ」
「っ………ウェン、ディ…!」
「よく言えました。
今日から私達は友達だよシェリア♪」
「は、はい…!」
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