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色々まとめ

ジェラールが風邪を引いたみたい。

「………ジェラール」
「なんだ?」

素早く額同士をくっつけて、熱かどうか確認する。
うん、熱い…。

「…ご飯、食べよう」
「ああ」

*~*~*~*~*~*~*

お粥をスプーンに掬って、ジェラールの口元に運ぶ。

「ジェラール、……はい」
「…自分で食べれるのだが」
「…いつかのお返し」
「成る程、では口移しまでやってくれるのか?」
「っ……!!」

思い出して頬が熱くなった。

「君には無理だろう?」
「………」

すごく、恥ずかしいけど…

「出来るよ」
「………」
「ジェラール、笑わないでよ…」
「…いや、あまりにも可愛いものだから」
「子供扱いしないでよ」
「そういう意味ではないんだがな…」

*~*~*~*~*~*~*

深呼吸、深呼吸……うん、準備万端。
水に溶けた粉薬を口に含んで、
ジェラールに口移しをした。

「………」

少し頭が、ぼーっとする。

「ウェンディ、ありがとう。無理はしなくていい」
「…無理なんか」
「してるだろう」
「……………」
「君は基本的にされる側だろう?
奉仕されるのは嬉しいが無理にしようとしなくていい」
「私、いつもされてばかりだよ?」
「俺の性格上、仕方ない」
「………」
「…ウェンディ、いいな?」
「……………うん…」

ジェラールに、喜んで欲しかったのに…

「…けほっ」
「!ウェンディ、移したか?」
「…私も薬飲むね」
「…すまない」
「ジェラールが謝ることないよ。
私が勝手にしたんだから……んくっ」

水と一緒に薬を飲み込んだ。

「………ウェンディ」
「ん?」
「一緒に寝ようか」
「うん」

抱き合う形で眠りに付いた。
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