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色々まとめ

『行くぜ、キュベリオス』 

返事をする、蛇… 

『やったな、キュベリオス!』 

嬉しそうな声は、キュベリオスに対してのもの。 
私に対してじゃない… 

「コブラ……」 

私の事を呼んでくれないのが、 
少しだけ悲しくて、涙が零れた… 

「エリック、エリック…っ」 

―…ナ……キナナ…っ― 

「!」 

目を開けると同時に 
飛び込んできたのは、心配そうな顔のコブラ… 

「……コブラ、どうしたの…?」 
「お前がうなされてんのが聴こえた」 
「…心配、してくれたんだ…」 
「当たり前だろ…」 

心が暖かい… 

「ありがとう、コブラ…」 
「……キナナ」 
「?」 

抱き寄せられた。 
…私は積極的にコブラにスキンシップをしないし、 
それはコブラも同じだったから……驚いた。 

「……上手くは言えねぇが、 
俺は例え過去がどんなもんでも……お前が大切だから 
また一緒にいたいと思ったから一緒になった…」 
「…ありがとう、コブラ……嬉しい」 
「…お前が 
キュベリオスだった頃の自分を思い出す度に… 
嬉しくもあるが、お前が『キュベリオス』に対して 
嫉妬のような感情を抱くのも 
仕方ないのかもしれねぇ。だが……」 

とても強く、優しい声で… 

「俺はそういう部分も全部引っくるめて………っ」 

その後の言葉にならない言葉は、 
心が聞き取ってくれた。 
すごく、嬉しい…… 

「コブラ、ありがとう…」 

―大好き、だよ…― 
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