とぱぞ｢USAO…最期に何か言い残すことは？｣
とぱぞは顔色ひとつ変えずにUSAOに銃口を突きつける。
USAO｢…ははっ…｣
とぱぞ｢？｣
USAOは泣いているのか笑っているのか分からない顔でこう言った。
USAO｢っ…とぱぞ…ごめんなぁ…｣
USAOから零れる涙。
その涙が地面に落ちる前にーー


銃声。


仲間だったモノが転がる血みどろの空間でとぱぞは1人佇む。
そして掠れた声で呟いた。



｢…待ってて、今俺も行くからさ｣


乾いた銃声が鳴り響いた。

部屋からは誰1人出てくることは無かった。