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暖かいお布団と、暖かい体温にうとうととしてきた明け方。眠ろうと言ったのはアズールさんのはずなのに、私の腰を抱くその手がまた、怪しい動きをし始めた。いつもならもう寝ようと嗜めるところだけれど、日付が変わった瞬間から本日の主役は彼なのでと思うと甘やかしたい気持ちがふつふつと湧いてくる。私も大概、欲しがられたものはなんでもあげてしまう性格なのだ。
とりあえず、起きてますよとの意思表示をするために、彼の身体に、ツ、と指を這わしてささやかな突起をひっかいたら、ビクリと、私よりも大げさに反応が返って、思わず吹き出してしまった。
「な、!?」
「っふふ…!可愛い…!」
「はあ!?かわ…って雄の胸なんて弄って何が楽しいんですか!」
「や、だって、ふふっ…!いま、感じちゃったんですよね?もっとしましょうか」
「っあ!ちょ、ま、やめ!」
力の抜けていたアズールさんの身体をやんわりベッドに押し倒し、今まで指で弄んでいたそこに、今度は唇を寄せる。
ペロリ。ちゅぅ。カリ。くにくに。
片方は指で、片方は舌で。私に比べたら本当に小さな飾りを刺激する。すぐに主張を始めたのは、突起だけではかった。太ももにソレが当たったのに気づいて胸から顔を離すと、顔を手で覆ったアズールさんが目に止まる。ワナワナとしつつも、愛撫が終わったことを悟ったのか、やっとの事で声が聞こえた。
「っ、も、あなた、は、なんて、ことをっ、」
「バースデーボーイにはご奉仕が必要でしょう?気に入りました?」
「頼んで、ませんっ」
「これから寝るって時に煽ってきたのはどこの誰でしたっけ?…ああ、やだ、ごめんなさい、そんなに嫌だったン!」
「ん、ふ、」
満更でもないんじゃないかと勝手に思い込んでいた私だけど、アズールさんがグッと下唇を噛んだのを見て、これはもしかして本気で嫌がってたんじゃないかと思い直し、謝らなくちゃとその顔に近づいたら、すべて計算通りだったのだろう、唇に噛み付かれてしまった。
逃げようとしても、頭と腰を固定されてしまっては逃げられない。グッと引き寄せられて、私の敏感なところがアズールさんの質の良い腹筋に擦れたことで、甘い快感が背中に走る。
舌を絡め取られ、吸い上げられて、思うように呼吸ができない。だらしなく半開きになったままの口の端からは二人分の唾液がこぼれ落ちた。
ああ、アズールさんの綺麗な顔が汚れちゃう。
そんなことを思って快楽に酔っていたのもつかの間、腰からお尻に手が移動したと思うと、グッと圧迫感が押し寄せた。
「ン、ムゥッ、ア!?」
「っは、はぁ、ふ、っ、僕がやられっぱなしだと思ったらおおまちがいですよっ!」
「ぁ、ひぁ、待って、そ、あっ…!」
パッと開けた視界を満たすその表情を伺えば、熱い眼差しがこちらに向いている。その視線だけで何を希われているかがわかるって、私、本当にこの人のことを見てきたんだなぁ。
白む空に今にも溶けてしまいそうな月がほんの一瞬、カーテンの隙間から見えたような気がしたけれど。内外すべてを満たす貴方に夢中な私の脳からはすぐにその事実は消えてしまった。
今年の誕生日は一日中ベッドで過ごす事になりそうだ。まぁそういうことがあってもいいやと快楽に身を任す以外に道はない。
とりあえず、起きてますよとの意思表示をするために、彼の身体に、ツ、と指を這わしてささやかな突起をひっかいたら、ビクリと、私よりも大げさに反応が返って、思わず吹き出してしまった。
「な、!?」
「っふふ…!可愛い…!」
「はあ!?かわ…って雄の胸なんて弄って何が楽しいんですか!」
「や、だって、ふふっ…!いま、感じちゃったんですよね?もっとしましょうか」
「っあ!ちょ、ま、やめ!」
力の抜けていたアズールさんの身体をやんわりベッドに押し倒し、今まで指で弄んでいたそこに、今度は唇を寄せる。
ペロリ。ちゅぅ。カリ。くにくに。
片方は指で、片方は舌で。私に比べたら本当に小さな飾りを刺激する。すぐに主張を始めたのは、突起だけではかった。太ももにソレが当たったのに気づいて胸から顔を離すと、顔を手で覆ったアズールさんが目に止まる。ワナワナとしつつも、愛撫が終わったことを悟ったのか、やっとの事で声が聞こえた。
「っ、も、あなた、は、なんて、ことをっ、」
「バースデーボーイにはご奉仕が必要でしょう?気に入りました?」
「頼んで、ませんっ」
「これから寝るって時に煽ってきたのはどこの誰でしたっけ?…ああ、やだ、ごめんなさい、そんなに嫌だったン!」
「ん、ふ、」
満更でもないんじゃないかと勝手に思い込んでいた私だけど、アズールさんがグッと下唇を噛んだのを見て、これはもしかして本気で嫌がってたんじゃないかと思い直し、謝らなくちゃとその顔に近づいたら、すべて計算通りだったのだろう、唇に噛み付かれてしまった。
逃げようとしても、頭と腰を固定されてしまっては逃げられない。グッと引き寄せられて、私の敏感なところがアズールさんの質の良い腹筋に擦れたことで、甘い快感が背中に走る。
舌を絡め取られ、吸い上げられて、思うように呼吸ができない。だらしなく半開きになったままの口の端からは二人分の唾液がこぼれ落ちた。
ああ、アズールさんの綺麗な顔が汚れちゃう。
そんなことを思って快楽に酔っていたのもつかの間、腰からお尻に手が移動したと思うと、グッと圧迫感が押し寄せた。
「ン、ムゥッ、ア!?」
「っは、はぁ、ふ、っ、僕がやられっぱなしだと思ったらおおまちがいですよっ!」
「ぁ、ひぁ、待って、そ、あっ…!」
パッと開けた視界を満たすその表情を伺えば、熱い眼差しがこちらに向いている。その視線だけで何を希われているかがわかるって、私、本当にこの人のことを見てきたんだなぁ。
白む空に今にも溶けてしまいそうな月がほんの一瞬、カーテンの隙間から見えたような気がしたけれど。内外すべてを満たす貴方に夢中な私の脳からはすぐにその事実は消えてしまった。
今年の誕生日は一日中ベッドで過ごす事になりそうだ。まぁそういうことがあってもいいやと快楽に身を任す以外に道はない。