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Azul
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昨晩の余韻が残るこの部屋の空気は、どうにも甘ったるくて擽ったい。
ベッドの中で、柔らかに交わす『おはようございます』の言葉ほど幸せなものはないだろう。
何度でも抱き合いたい…もう少し二人でいたい…とは、さすがに恥ずかしくて口に出せないのがもどかしい。
どう伝えたらいやらしくなくこの気持ちが表せるのかと、先輩をじっと見つめながら考える。
するとその視線に気づいたのか、すでに身支度を整え終えてベッドの縁に腰掛けていたアズール先輩がチラリとこちらを向いた。
その瞳の奥にはまだ燻る情熱が見える、だなんて、私の思い込みだろうか。
「あまり…見つめないでもらえませんか?」
「あ…っ、すみませんっ…!」
「い、いえ!その、貴女に見つめられるのが嫌なのではなくて…っ…どうにも…」
歯止めが効かなくなりそうで、困ります…とは小さな声で呟かれた。
「せっかく、身支度を整えたのに、あなたをまたこの腕に収めてしまうのは…」
「あのっ、私もっ」
「!」
履きかけの制服のことも忘れて、勢い、アズール先輩に腕を伸ばす。そのまま先輩の顔を引き寄せて、触れるだけのキスを。
「あ、なた、ねぇっ…!」
「私、も…先輩と、もう少し一緒にいたい、ですっ…。アズール先輩も、そう、思ってくれるんですか…?」
鼻先が擦れるくらいの距離で小さく囁くと、柔らかく髪を梳く感触がして、そのまま頭を固定された。
今度は先輩からの蕩けるような甘い口付け。
「ンッ…、」
「ふ、ぅン…」
ちゅ、ちゅ、と何度も啄まれながら、ゆっくりとベッドに押し戻された。
『愛しい、もっと。』との心の叫びは、唇から届いているだろうか。
私の背がベッドスプリングを音もなく揺らしたところで、ツ、と離れた二人の間を繋ぐ透明な糸。
それはサイドランプに照らされて、少しだけエロティックだ。
「ッハ…せっかく…我慢していたのに…」
「っだって…」
「おねだりが上手くなりましたね、あなた。誰の教育を受けたんです?」
「…ッ、わかってるくせにっ…。アズール先輩以外に、いるわけないでしょう?」
「ふふっ…そうですよね」
「だから…教えてくれた先輩は、私がどうしてほしいか…わかりますよね…?」
「もちろん…誘ったのはあなたですから、仕方ありませんね」
「…私のせいで構いませんから、もっと、」
嬉しそうに微笑んだ貴方との大切な時間。
タイムリミットまで、存分に愛して下さいね。
ベッドの中で、柔らかに交わす『おはようございます』の言葉ほど幸せなものはないだろう。
何度でも抱き合いたい…もう少し二人でいたい…とは、さすがに恥ずかしくて口に出せないのがもどかしい。
どう伝えたらいやらしくなくこの気持ちが表せるのかと、先輩をじっと見つめながら考える。
するとその視線に気づいたのか、すでに身支度を整え終えてベッドの縁に腰掛けていたアズール先輩がチラリとこちらを向いた。
その瞳の奥にはまだ燻る情熱が見える、だなんて、私の思い込みだろうか。
「あまり…見つめないでもらえませんか?」
「あ…っ、すみませんっ…!」
「い、いえ!その、貴女に見つめられるのが嫌なのではなくて…っ…どうにも…」
歯止めが効かなくなりそうで、困ります…とは小さな声で呟かれた。
「せっかく、身支度を整えたのに、あなたをまたこの腕に収めてしまうのは…」
「あのっ、私もっ」
「!」
履きかけの制服のことも忘れて、勢い、アズール先輩に腕を伸ばす。そのまま先輩の顔を引き寄せて、触れるだけのキスを。
「あ、なた、ねぇっ…!」
「私、も…先輩と、もう少し一緒にいたい、ですっ…。アズール先輩も、そう、思ってくれるんですか…?」
鼻先が擦れるくらいの距離で小さく囁くと、柔らかく髪を梳く感触がして、そのまま頭を固定された。
今度は先輩からの蕩けるような甘い口付け。
「ンッ…、」
「ふ、ぅン…」
ちゅ、ちゅ、と何度も啄まれながら、ゆっくりとベッドに押し戻された。
『愛しい、もっと。』との心の叫びは、唇から届いているだろうか。
私の背がベッドスプリングを音もなく揺らしたところで、ツ、と離れた二人の間を繋ぐ透明な糸。
それはサイドランプに照らされて、少しだけエロティックだ。
「ッハ…せっかく…我慢していたのに…」
「っだって…」
「おねだりが上手くなりましたね、あなた。誰の教育を受けたんです?」
「…ッ、わかってるくせにっ…。アズール先輩以外に、いるわけないでしょう?」
「ふふっ…そうですよね」
「だから…教えてくれた先輩は、私がどうしてほしいか…わかりますよね…?」
「もちろん…誘ったのはあなたですから、仕方ありませんね」
「…私のせいで構いませんから、もっと、」
嬉しそうに微笑んだ貴方との大切な時間。
タイムリミットまで、存分に愛して下さいね。