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庭球
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『ねぇちょっと丸井!ネクタイ、ちゃんと結んでよね!』
「ぁあ?いーじゃねぇか。まだ時間あるんだしよ。つかお前、また呼び方戻ってんぞ?」
『別にどうだっていいじゃん!丸井呼びに慣れてんの!てか、すぐあたしたちの出番がくるって!ほら!やったげるから貸して!』
「ぐえっ!ひっひっぱるなよぃっ」
その様子を見て、仁王と南は顔を見合わせた。
「「ついに…くっついた?」」
巷で噂が流れていた。
テニス部の丸井と似非マネージャーが付き合いはじめたようだ、と。
「付き合ってみねぇ?俺と」
『…本気?』
「嘘でこんなこと言わねぇだろぃ。小夏はカッコイイと好きの違いがわからないって言った。俺も、それに納得した。俺はお前といると楽しい。でもそれが好きかなんてわからねぇ。…なら」
『なら?』
「試してみればよくねぇ?お前と俺とで、“本物の恋愛”ってやつを。」
『口説き文句にしては、ドキドキが足りないけど』
「ハハッ…口の減らねぇヤツ!」
『丸井といると楽しいのは私も同じだから』
だから、試してみよう。
そんなこんなでスタートした擬似カップル。
だがしかし、なかなかどうして、別に付き合ったからって何かどうするわけでもなくて穏やかに過ぎる毎日。
変わったことと言えば、小夏が丸井によくお菓子をあげるようになったとか。
丸井が小夏に前よりももたれかかるようになったとか。
その程度の変化。
ただ、女の子はその手の変化には敏感で、
やれ
一緒に帰ってた
だの
(タップの練習)
手を繋いでた
だの
(指相撲してただけ)
食べさせあっていた
だの
(食べ物の取り合い)
些細な噂が大きくなった。
当の本人たちは事情が事情なので、別にキャッとかいうこともなく、平然と文化祭の練習をしていた。
そして本番の今日。
忙しくてあまり四人揃ってゆっくり話す機会がなかったこの一週間。
改めて二人の様子をみた仁王と南は、少し驚いていた。
「ブン太、お前…」
「しっ!静かに!舞台始まるよ!」
仁王が言いかけた瞬間、学級委員から叱責が飛ぶ。
それきり黙って二人を見ていた仁王の目は、どこか少し寂しげだった。
*
『ちょ…緊張してきたっ……!』
「なにいってんだよ今更!俺の天才的なステップがありゃどうにかなんだろ!任せろぃ!」
『いいよね~こういうときブン太は。あ~真田にカツ入れてもらえばよかった…』
「お前、そんなことしたら、倒れてステージ出れねぇぞ…」
『たしかにそうかもっ』
クスクスと笑う小夏。
釣られて俺も笑顔になる。
「こんだけ練習してきたんだからよ、自分の努力、信じようぜぃ!」
『だねっ!』
手を合わせ、ギュッと握る。
友情か恋かなんて、まだわからないけど
それでも今は
あんたが
お前が
いればいい。
「次、ペアダンスだよ!準備は」
委員長から声が飛ぶ。
目で合図を交わして、揃って答えた。
「『もちろん!』」
と。
*
舞台からみた客席は思ったより埋まっていなくて、(今日は校内発表だしね)安心した。
♪タラララッタッタタラララララ~………
聞きなれた音楽が始まる。
繋がれた手に力が入る。
タッ!
*
パチパチパチパチ…
曲が終わり、お辞儀をすると、拍手が返ってきた。
ほっとしたのもつかの間、最後の全員ダンスが始まる。
クラスのみんなが雪崩れ込んでくるその一瞬を図って、丸井が小夏の肩に手をやったのが見えた。
にこやかに微笑んだ玖渚の顔は、一週間前とは違っていて。
仁王の顔が珍しく少し歪んだ。
誰も気づいていなかったが、客席には、幸村と柳がいた。
幸村の目にも、多少の違和感が浮かんでいたことに、誰が気付いただろうか。
「反省すべき点はいくつもあるが…とりあえず、一日目無事終了おめでとう!」
委員長からの一言でみんなの気が抜け、パラパラ拍手が聞こえた。
明日から二日間の一般公開に備えて、最後の練習をするもよし、他のクラスを偵察するもよし、休息をとるもよし。
と告げられれば、生徒は思い思いに動き始める。
『ま…ブン太っっ。』
「ん?あぁ~お疲れ~……疲れた…何か食いもン…」
『そういうと思ってちゃんと買って「小夏」』
ブン太にお菓子を手渡したとき、声をかけられた。振り返ると目に入るのは仁王。
「うぉ!ポッキー冬の新作!!気が利くな小夏!」
喜びの絶頂にいるブン太は放っておいて…
『お疲れ仁王』
「聞きたいことがあるんだが」
『?なに?』
「―いや、今じゃのぅて、帰りにでも」
『あ~…時間かかる?』
ちらっと丸井のほうへ目を向ける。
「や、すぐ済むぜよ」
『了―解っ。話は「な、小夏」んぐっ!!!?』
声に反応して後ろを向いた瞬間、何かが口に入ってきた。
「なぁ、旨くね!?」
『むぐっ、ちょっと!急に口に入れられて味なんかわかるか!あっ!ていうか、何全部食べようとしてっ!!』
「え?なに?くれるっていったじゃん。」
『誰が全部っつたよっ!』
「箱ごと渡すから、愛かなってなんてよ。」
『アホか!ブン太にやる愛なんてないっ!!』
「ひでぇな!!!!」
お菓子を取り合いしている丸井と小夏。
その姿だけみれば普段となんら変わらない。
だけどたしかに―
**
「お疲れ仁王。」
「ん?あぁ、幸村、柳もか。どうしたんじゃ。」
「舞台、なかなかだったぞ。」
「あぁ、ありがたいのぅ」
「ちょっと、聞きたいんだけど」
「…丸井と小夏のことか」
「あの二人、付き合ってるの?」
「その確率は、低いはずだが、精市の勘は俺のデータを上回るからな。」
「どうなんだ仁王?」
**
さっきの会話が蘇る。
幸村から見ても、何かが前と違うとなると―
俺の勘違いでなければ二人は…
『仁王~』
「レディーをまたせちゃダメなり。」
『誰がレディーだよ!あたし?』
「オレ」
『ない~!』
いつも通りの笑い声。
いつも通りの反応。
いったい。
何が違う?
俺の隣に腰をかけて、ちょっと小首を傾げ、彼女は問う。
『で、何用?』
「あぁ…急いどるんか。」
『うん~まぁ、ね?』
「丸井か。」
『そ~。一緒に帰んの。』
「ほぉ…じゃあ…率直に聞くが…丸井と付き合っとるんか。」
『…仁王も噂に振り回されてる感じ?』
「はぐらかすな」
『…付き合ってる…付き合ってるってか、お試し?』
「中途半端が嫌いって言っとったんはどこのどいつじゃ。」
『むっ……利害関係が一致しただけだよ。』
「それこそ相手を傷つけるもとなり。」
『仁王に言われる筋合いはない。』
「なら俺が―――」
『っ――』
――ザンッッ――
風が吹き抜ける。
顔が、
唇が、
近づいて
離れた。
ドンッ
「ッいッたいなり…」
何もいつもと変わらない
いつもと変わらない仁王にイライラする。
『な に する の』
「何って、ナニ」
『仁王のバカッッ!!!!』
タタタと、駆けていく後ろ姿をただ見ていた。
「何、しとんじゃ俺…」
泣いてなかった。
だが確実に、怒りと悲しみがあった。
「泣かないあたりが、小夏らしいなり」
残るのはただ、後悔だけ。
「あ、小夏、おせぇぞ~」
タタタ…
「あん?」
ダダダダダ
『ブン…太ぁぁぁ!!!!』
「あぁ!?」
バッ
走る勢いをそのまま殺さず、ブン太に突進した。
そこは男子。
倒れず受け止めてくれたが。
「どっどうした!!?」
『………』
「小夏?」
ブン太に顔を押し付けているせいで、呼吸する度、ブン太の匂いが広まる。
私、変態かも。
『ブン太、お菓子の匂いがする。』
「汗臭いよりマシだろぃ?」
『ふふっ…だね。』
落ち着いたから、顔をあげたら意外に顔が近くて。
さっきの瞬間が蘇ったから、さりげなく顔を反らした。
「なんかあったんか」
『……なんか…あった』
「相談したい?俺に。」
『し……ない』
「あっそ。んじゃ帰えんぞ」
『…でも一つだけ聞きたいかも。』
「なに」
さりげなく繋がれた手が思いがけず暖かくて、私の体は冷えてたんだなと、気付いた。
『キスは、友達にはしないよね』
「そりゃ、しねぇだろ。」
『……うん。わかった。ありがと。』
「そんだけ?」
『そんだけ…』
「ふ~ん…あ、なんか奢れよ、相談料。」
『は?ありえない!いや。』
「ハハッ!それがお前だよ!そうやって普通にしてろぃ。」
『…ブン太がモテるの、わかったかも。』
「はい大きな声でもう一度!」
『もう言わな~いよっ!!』
「なんだよぃ!」
『さぁて!今日もどっか行きたいな!』
「明日の分の糖分補給な!」
ブン太、あたし、当分あんたと遊んでたいけど、ブン太はそれでいいかな。
ブン太といると、安心できるんだよ。
どうしてかな。
end
「ぁあ?いーじゃねぇか。まだ時間あるんだしよ。つかお前、また呼び方戻ってんぞ?」
『別にどうだっていいじゃん!丸井呼びに慣れてんの!てか、すぐあたしたちの出番がくるって!ほら!やったげるから貸して!』
「ぐえっ!ひっひっぱるなよぃっ」
その様子を見て、仁王と南は顔を見合わせた。
「「ついに…くっついた?」」
巷で噂が流れていた。
テニス部の丸井と似非マネージャーが付き合いはじめたようだ、と。
「付き合ってみねぇ?俺と」
『…本気?』
「嘘でこんなこと言わねぇだろぃ。小夏はカッコイイと好きの違いがわからないって言った。俺も、それに納得した。俺はお前といると楽しい。でもそれが好きかなんてわからねぇ。…なら」
『なら?』
「試してみればよくねぇ?お前と俺とで、“本物の恋愛”ってやつを。」
『口説き文句にしては、ドキドキが足りないけど』
「ハハッ…口の減らねぇヤツ!」
『丸井といると楽しいのは私も同じだから』
だから、試してみよう。
そんなこんなでスタートした擬似カップル。
だがしかし、なかなかどうして、別に付き合ったからって何かどうするわけでもなくて穏やかに過ぎる毎日。
変わったことと言えば、小夏が丸井によくお菓子をあげるようになったとか。
丸井が小夏に前よりももたれかかるようになったとか。
その程度の変化。
ただ、女の子はその手の変化には敏感で、
やれ
一緒に帰ってた
だの
(タップの練習)
手を繋いでた
だの
(指相撲してただけ)
食べさせあっていた
だの
(食べ物の取り合い)
些細な噂が大きくなった。
当の本人たちは事情が事情なので、別にキャッとかいうこともなく、平然と文化祭の練習をしていた。
そして本番の今日。
忙しくてあまり四人揃ってゆっくり話す機会がなかったこの一週間。
改めて二人の様子をみた仁王と南は、少し驚いていた。
「ブン太、お前…」
「しっ!静かに!舞台始まるよ!」
仁王が言いかけた瞬間、学級委員から叱責が飛ぶ。
それきり黙って二人を見ていた仁王の目は、どこか少し寂しげだった。
*
『ちょ…緊張してきたっ……!』
「なにいってんだよ今更!俺の天才的なステップがありゃどうにかなんだろ!任せろぃ!」
『いいよね~こういうときブン太は。あ~真田にカツ入れてもらえばよかった…』
「お前、そんなことしたら、倒れてステージ出れねぇぞ…」
『たしかにそうかもっ』
クスクスと笑う小夏。
釣られて俺も笑顔になる。
「こんだけ練習してきたんだからよ、自分の努力、信じようぜぃ!」
『だねっ!』
手を合わせ、ギュッと握る。
友情か恋かなんて、まだわからないけど
それでも今は
あんたが
お前が
いればいい。
「次、ペアダンスだよ!準備は」
委員長から声が飛ぶ。
目で合図を交わして、揃って答えた。
「『もちろん!』」
と。
*
舞台からみた客席は思ったより埋まっていなくて、(今日は校内発表だしね)安心した。
♪タラララッタッタタラララララ~………
聞きなれた音楽が始まる。
繋がれた手に力が入る。
タッ!
*
パチパチパチパチ…
曲が終わり、お辞儀をすると、拍手が返ってきた。
ほっとしたのもつかの間、最後の全員ダンスが始まる。
クラスのみんなが雪崩れ込んでくるその一瞬を図って、丸井が小夏の肩に手をやったのが見えた。
にこやかに微笑んだ玖渚の顔は、一週間前とは違っていて。
仁王の顔が珍しく少し歪んだ。
誰も気づいていなかったが、客席には、幸村と柳がいた。
幸村の目にも、多少の違和感が浮かんでいたことに、誰が気付いただろうか。
「反省すべき点はいくつもあるが…とりあえず、一日目無事終了おめでとう!」
委員長からの一言でみんなの気が抜け、パラパラ拍手が聞こえた。
明日から二日間の一般公開に備えて、最後の練習をするもよし、他のクラスを偵察するもよし、休息をとるもよし。
と告げられれば、生徒は思い思いに動き始める。
『ま…ブン太っっ。』
「ん?あぁ~お疲れ~……疲れた…何か食いもン…」
『そういうと思ってちゃんと買って「小夏」』
ブン太にお菓子を手渡したとき、声をかけられた。振り返ると目に入るのは仁王。
「うぉ!ポッキー冬の新作!!気が利くな小夏!」
喜びの絶頂にいるブン太は放っておいて…
『お疲れ仁王』
「聞きたいことがあるんだが」
『?なに?』
「―いや、今じゃのぅて、帰りにでも」
『あ~…時間かかる?』
ちらっと丸井のほうへ目を向ける。
「や、すぐ済むぜよ」
『了―解っ。話は「な、小夏」んぐっ!!!?』
声に反応して後ろを向いた瞬間、何かが口に入ってきた。
「なぁ、旨くね!?」
『むぐっ、ちょっと!急に口に入れられて味なんかわかるか!あっ!ていうか、何全部食べようとしてっ!!』
「え?なに?くれるっていったじゃん。」
『誰が全部っつたよっ!』
「箱ごと渡すから、愛かなってなんてよ。」
『アホか!ブン太にやる愛なんてないっ!!』
「ひでぇな!!!!」
お菓子を取り合いしている丸井と小夏。
その姿だけみれば普段となんら変わらない。
だけどたしかに―
**
「お疲れ仁王。」
「ん?あぁ、幸村、柳もか。どうしたんじゃ。」
「舞台、なかなかだったぞ。」
「あぁ、ありがたいのぅ」
「ちょっと、聞きたいんだけど」
「…丸井と小夏のことか」
「あの二人、付き合ってるの?」
「その確率は、低いはずだが、精市の勘は俺のデータを上回るからな。」
「どうなんだ仁王?」
**
さっきの会話が蘇る。
幸村から見ても、何かが前と違うとなると―
俺の勘違いでなければ二人は…
『仁王~』
「レディーをまたせちゃダメなり。」
『誰がレディーだよ!あたし?』
「オレ」
『ない~!』
いつも通りの笑い声。
いつも通りの反応。
いったい。
何が違う?
俺の隣に腰をかけて、ちょっと小首を傾げ、彼女は問う。
『で、何用?』
「あぁ…急いどるんか。」
『うん~まぁ、ね?』
「丸井か。」
『そ~。一緒に帰んの。』
「ほぉ…じゃあ…率直に聞くが…丸井と付き合っとるんか。」
『…仁王も噂に振り回されてる感じ?』
「はぐらかすな」
『…付き合ってる…付き合ってるってか、お試し?』
「中途半端が嫌いって言っとったんはどこのどいつじゃ。」
『むっ……利害関係が一致しただけだよ。』
「それこそ相手を傷つけるもとなり。」
『仁王に言われる筋合いはない。』
「なら俺が―――」
『っ――』
――ザンッッ――
風が吹き抜ける。
顔が、
唇が、
近づいて
離れた。
ドンッ
「ッいッたいなり…」
何もいつもと変わらない
いつもと変わらない仁王にイライラする。
『な に する の』
「何って、ナニ」
『仁王のバカッッ!!!!』
タタタと、駆けていく後ろ姿をただ見ていた。
「何、しとんじゃ俺…」
泣いてなかった。
だが確実に、怒りと悲しみがあった。
「泣かないあたりが、小夏らしいなり」
残るのはただ、後悔だけ。
「あ、小夏、おせぇぞ~」
タタタ…
「あん?」
ダダダダダ
『ブン…太ぁぁぁ!!!!』
「あぁ!?」
バッ
走る勢いをそのまま殺さず、ブン太に突進した。
そこは男子。
倒れず受け止めてくれたが。
「どっどうした!!?」
『………』
「小夏?」
ブン太に顔を押し付けているせいで、呼吸する度、ブン太の匂いが広まる。
私、変態かも。
『ブン太、お菓子の匂いがする。』
「汗臭いよりマシだろぃ?」
『ふふっ…だね。』
落ち着いたから、顔をあげたら意外に顔が近くて。
さっきの瞬間が蘇ったから、さりげなく顔を反らした。
「なんかあったんか」
『……なんか…あった』
「相談したい?俺に。」
『し……ない』
「あっそ。んじゃ帰えんぞ」
『…でも一つだけ聞きたいかも。』
「なに」
さりげなく繋がれた手が思いがけず暖かくて、私の体は冷えてたんだなと、気付いた。
『キスは、友達にはしないよね』
「そりゃ、しねぇだろ。」
『……うん。わかった。ありがと。』
「そんだけ?」
『そんだけ…』
「ふ~ん…あ、なんか奢れよ、相談料。」
『は?ありえない!いや。』
「ハハッ!それがお前だよ!そうやって普通にしてろぃ。」
『…ブン太がモテるの、わかったかも。』
「はい大きな声でもう一度!」
『もう言わな~いよっ!!』
「なんだよぃ!」
『さぁて!今日もどっか行きたいな!』
「明日の分の糖分補給な!」
ブン太、あたし、当分あんたと遊んでたいけど、ブン太はそれでいいかな。
ブン太といると、安心できるんだよ。
どうしてかな。
end