名前変換は小説によってあったりなかったりします。
庭球
名前変換設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
遠慮もなく、家の扉を開ける。
そして声を張り上げる。
『ブン太ブンちゃんブンブン~!!!』
そこにアイツが立っていることくらい、わかりきってるんだから。
「ん?あぁ、お前か。なんか用?」
『うわぁ~その言いよう、ひどくない?ひどいよね、うんヒドいっ!!!せっかく来てあげたのにっ』
「頼んだ覚えねぇし。つかなら帰れ。お出口はあちらですよお客様?」
『…………………あっ!それケーキじゃんっ!食べていい?』
「話を反らすなら最初から素直に要件を言えよ」
『…む』
そんな嫌そうな目で見る必要ないじゃないブン太。私の決意なんか、すぐ崩れちゃうくらい脆いんだからね?
そう、想いは伝えなきゃ。
お祝いしたいの。
誰より先に
誰より素敵に
誰よりも大切なあなたに
おめでとう
この一言が、なかなか口にでなくて、俯けば、ブン太のほうが口を開いた。
「ん?用事もなく来たんか?そんなに俺に会いたかった?」
『ばっ…』
「?」
『…そうだよバカっ!!おめでとうバカブン太っ空気よめっ!!好きだっ!』
「……」
一気にまくしたてて、止まった空気とブン太と、私の心臓。
しばらく、ブン太はそのままケーキ作りに戻る。カチャカチャと、バターナイフが音を立て、時間は流れを取り戻したけど、え?放置プレイ?
『っちょ…ブン太、』
「なんだよ…お前、このケーキ食いに来たんだろ?」
『、へ』
「代わりになるようなもん、もらったから…食ってけ」
『?代わり?』
代わりっていっても、私、まだプレゼント渡してな…
「お前の、気持ち、ありがたく受け取ったから、」
『!』
こんな素直じゃない告白とおめでとうには、周りくどいお返事がお似合いだって、そういう。
お互い顔を見合わせて、ニヤリと微笑めば、そこから幸せは始まるの。
大切な人が生まれた、誕生日という奇跡の日に、乾杯!
20100420*HAPPYBIRTHDAYブン太
そして声を張り上げる。
『ブン太ブンちゃんブンブン~!!!』
そこにアイツが立っていることくらい、わかりきってるんだから。
「ん?あぁ、お前か。なんか用?」
『うわぁ~その言いよう、ひどくない?ひどいよね、うんヒドいっ!!!せっかく来てあげたのにっ』
「頼んだ覚えねぇし。つかなら帰れ。お出口はあちらですよお客様?」
『…………………あっ!それケーキじゃんっ!食べていい?』
「話を反らすなら最初から素直に要件を言えよ」
『…む』
そんな嫌そうな目で見る必要ないじゃないブン太。私の決意なんか、すぐ崩れちゃうくらい脆いんだからね?
そう、想いは伝えなきゃ。
お祝いしたいの。
誰より先に
誰より素敵に
誰よりも大切なあなたに
おめでとう
この一言が、なかなか口にでなくて、俯けば、ブン太のほうが口を開いた。
「ん?用事もなく来たんか?そんなに俺に会いたかった?」
『ばっ…』
「?」
『…そうだよバカっ!!おめでとうバカブン太っ空気よめっ!!好きだっ!』
「……」
一気にまくしたてて、止まった空気とブン太と、私の心臓。
しばらく、ブン太はそのままケーキ作りに戻る。カチャカチャと、バターナイフが音を立て、時間は流れを取り戻したけど、え?放置プレイ?
『っちょ…ブン太、』
「なんだよ…お前、このケーキ食いに来たんだろ?」
『、へ』
「代わりになるようなもん、もらったから…食ってけ」
『?代わり?』
代わりっていっても、私、まだプレゼント渡してな…
「お前の、気持ち、ありがたく受け取ったから、」
『!』
こんな素直じゃない告白とおめでとうには、周りくどいお返事がお似合いだって、そういう。
お互い顔を見合わせて、ニヤリと微笑めば、そこから幸せは始まるの。
大切な人が生まれた、誕生日という奇跡の日に、乾杯!
20100420*HAPPYBIRTHDAYブン太