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暑さに負けず、夜の街に繰り出した僕と先輩。夏休みで寮にいる人間も極僅かだったせいか、人にまみれて疲れが増した。
部屋に戻って、一休み。
窓から聞こえるこおろぎの声が、秋が近づいていることを告げる。
「お祭り、楽しめましたか?」
『うん!人多かったけど、たくさん食べたしたくさん遊んだもんねっ』
「ですねぇ、…その変な抱き枕とか」
『あっ!梓くん、そういうこと言う!可愛いでしょっ?ねぇ?』
水色のぬいぐるみ(?)を腕に抱え、話し掛ける先輩は酷く可愛い。
あぁ今すぐ抱きしめてキスして、シーツに身体を埋めてしまいたい、なんて。
『あ、そうえば、さっき的当てで当てた景品…箱に入ってたけど、なんだったのかな』
ふと、伸ばしかけた手を「しまえ」とでも言うかのような絶妙なタイミングで先輩が動いた。少しばかり残念だけど、お首にも出さないよう注意。
「…あぁ…、そうですね、開けてみたら、どうですか?」
『うんっ!開けてみる!』
ガサガサと包みを開ける音を聞けば、次の瞬間、あ・と。
「?なんだったんです?」
『……ん~?にゅうよくざい、かな?』
「入浴剤?」
箱の中には、カラフルな丸い玉がたくさん。甘ったるい香りがここまで届く。
「え?これが?」
『うん多分…友達の家で見たことある。これ、お風呂に入れると、モコモコって泡が出るんだよ』
「へ―……泡…」
そこでふと、頭に湧いた悪戯。
先輩をぐい、と自分の胸に引き寄せて、だいぶ乱れた浴衣から覗いている首筋にキスをひとつ。
『ひぁ?!』
「んっ、…先輩、今日、暑かったですね」
『、っへ?』
行為と関係のない話に、間の抜けた返事。そんな仕草もいちいち僕を煽ってるって、先輩は知るべきだ。
「暑かった、ですよね?」
『ん、暑かった…ね?』
「汗、かきましたね」
『汗…う、っ?!!!』
ここまで言われて、やっと思うところがあった先輩は耳まで真っ赤に染めて、突然ジタバタ。
でもそんな簡単には、逃がさない。
ぎゅ、と一際強く抱きしめて、その反動で先輩の小さな身体を抱き上げる。
「さ、身体、流しますよ」
『あ、あああ梓くん?!!な、流しますよ、じゃなっ…!!に~っ!はなっしてっ』
「はい、只今仰せのままに」
す、とその身体を解放すると同時に、締められた帯からも解放してあげます。
『ひゃあ?!ゆ、浴衣から解放してとは、言ってなっ、んんっ…!』
「んっ、…っ、んんっ…」
ちゅぅっ、と舌を吸って、絡めて、くちゅりと咥内を満遍なく舐めあげれば、次第に力が抜ける細い腕に言い表せない満足感。
「ん、はっ…はぁっ…せ、んぱっ…」
愛おしいと思う目の前の存在を胸に抱いて。自分の浴衣もバスルームの外へほおる。
きゅ、とバスタブにお湯を流し込む。そこに、ぽちゃんと落とした入浴剤は、徐々に溶けて中から花びらが広がった。
あぁ、これは綺麗だな、なんて思いはしかし目の前で僕を魅了してやまない先輩へとすぐに戻される。
『あ…ずさ…?』
じっと期待するような、不安なような、そんな瞳で僕を見上げるから。
自身が抑えられない。
「先輩っ…僕今日、手加減とか、できそうにありません…っ」
『っ…だめ、だよ…こんなっ…』
そんな真っ赤な顔で、見つめられて。
否定の言葉を口にされても。
顔真っ赤にして否定されても
(それって誘ってることにしかなりませんよ)
20100830
部屋に戻って、一休み。
窓から聞こえるこおろぎの声が、秋が近づいていることを告げる。
「お祭り、楽しめましたか?」
『うん!人多かったけど、たくさん食べたしたくさん遊んだもんねっ』
「ですねぇ、…その変な抱き枕とか」
『あっ!梓くん、そういうこと言う!可愛いでしょっ?ねぇ?』
水色のぬいぐるみ(?)を腕に抱え、話し掛ける先輩は酷く可愛い。
あぁ今すぐ抱きしめてキスして、シーツに身体を埋めてしまいたい、なんて。
『あ、そうえば、さっき的当てで当てた景品…箱に入ってたけど、なんだったのかな』
ふと、伸ばしかけた手を「しまえ」とでも言うかのような絶妙なタイミングで先輩が動いた。少しばかり残念だけど、お首にも出さないよう注意。
「…あぁ…、そうですね、開けてみたら、どうですか?」
『うんっ!開けてみる!』
ガサガサと包みを開ける音を聞けば、次の瞬間、あ・と。
「?なんだったんです?」
『……ん~?にゅうよくざい、かな?』
「入浴剤?」
箱の中には、カラフルな丸い玉がたくさん。甘ったるい香りがここまで届く。
「え?これが?」
『うん多分…友達の家で見たことある。これ、お風呂に入れると、モコモコって泡が出るんだよ』
「へ―……泡…」
そこでふと、頭に湧いた悪戯。
先輩をぐい、と自分の胸に引き寄せて、だいぶ乱れた浴衣から覗いている首筋にキスをひとつ。
『ひぁ?!』
「んっ、…先輩、今日、暑かったですね」
『、っへ?』
行為と関係のない話に、間の抜けた返事。そんな仕草もいちいち僕を煽ってるって、先輩は知るべきだ。
「暑かった、ですよね?」
『ん、暑かった…ね?』
「汗、かきましたね」
『汗…う、っ?!!!』
ここまで言われて、やっと思うところがあった先輩は耳まで真っ赤に染めて、突然ジタバタ。
でもそんな簡単には、逃がさない。
ぎゅ、と一際強く抱きしめて、その反動で先輩の小さな身体を抱き上げる。
「さ、身体、流しますよ」
『あ、あああ梓くん?!!な、流しますよ、じゃなっ…!!に~っ!はなっしてっ』
「はい、只今仰せのままに」
す、とその身体を解放すると同時に、締められた帯からも解放してあげます。
『ひゃあ?!ゆ、浴衣から解放してとは、言ってなっ、んんっ…!』
「んっ、…っ、んんっ…」
ちゅぅっ、と舌を吸って、絡めて、くちゅりと咥内を満遍なく舐めあげれば、次第に力が抜ける細い腕に言い表せない満足感。
「ん、はっ…はぁっ…せ、んぱっ…」
愛おしいと思う目の前の存在を胸に抱いて。自分の浴衣もバスルームの外へほおる。
きゅ、とバスタブにお湯を流し込む。そこに、ぽちゃんと落とした入浴剤は、徐々に溶けて中から花びらが広がった。
あぁ、これは綺麗だな、なんて思いはしかし目の前で僕を魅了してやまない先輩へとすぐに戻される。
『あ…ずさ…?』
じっと期待するような、不安なような、そんな瞳で僕を見上げるから。
自身が抑えられない。
「先輩っ…僕今日、手加減とか、できそうにありません…っ」
『っ…だめ、だよ…こんなっ…』
そんな真っ赤な顔で、見つめられて。
否定の言葉を口にされても。
顔真っ赤にして否定されても
(それって誘ってることにしかなりませんよ)
20100830