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どうせ生徒会室に行くならついでだ、と小夏を迎えにきた。
そんなのはただの口実で
昼に会えなかった分、少しでも長く傍に居たい
ただ、それだけ。
love sick
長い廊下をカツカツと歩いていると、前方の曲がり門からタイミングよく小夏の声。
すぐに顔が見えたから、呼びかけようと手をあげた、
すると、小夏の後ろからもう1人。クラスメートだろうか、俺の知らない男子が1人。
一瞬、ためらう間に、小夏のほうも俺に気づき、パッと顔を輝かせたと思えば、気まずそうな表情を再び顔に貼り付ける。
「……」
ここからでは、何を話しているのかは聞こえないが、おそらく…無理矢理着いてこられたのだろう。
この学園に、まだ小夏が俺のモンだって知らない奴がいたとはな。
「小夏っ!」
これ見よがしにアイツの名前を叫び、ニコリ、笑って腕を広げる。
真っ赤な顔して、何してんのぬいっ!って怒った声が廊下に響く。
それでも小夏は、アイツは優しい奴だから、隣の男子をほかってはコチラに来られない様子。
それじゃあ俺は、俺のお姫様を、攫うほかないじゃないですか。
止めていた歩を、また動かして、小夏の腕を引っ張り、俺の胸へと収める。
不知火会長?なんて間の抜けた声で、男子生徒Aが訝しげな顔を向けるから、見せつけるように小夏の唇に軽くキスをおとす。
「わりぃな。こいつは、小夏は俺のだから。…気安く話したりすんじゃねぇよ」
『―ッッ!』
「ひっ…!」
そんなに脅したつもりはなかったが、息を呑んだと思えば、そいつは踵を返してもときた道を去っていった。
『ぬっ…ぬぬぬっ…!』
「なんだ?お前にも翼語が移ったのか?」
『ちっちがっ…!なっなん、でっ…!もっ、明日から教室いけないっ…』
「ははっ、そんなことか!!」
ううう、と可愛く頬を染めて。
今ここで俺に襲ってほしいのか?
「そういうときはいつでも俺が抱いて連れてってやるよ」
もちろんお姫様抱っこってやつでな
(とめられないしとまらない)
お前は俺だけの。
この感情は そう
俗に言う
恋の病っていう
そんなのはただの口実で
昼に会えなかった分、少しでも長く傍に居たい
ただ、それだけ。
love sick
長い廊下をカツカツと歩いていると、前方の曲がり門からタイミングよく小夏の声。
すぐに顔が見えたから、呼びかけようと手をあげた、
すると、小夏の後ろからもう1人。クラスメートだろうか、俺の知らない男子が1人。
一瞬、ためらう間に、小夏のほうも俺に気づき、パッと顔を輝かせたと思えば、気まずそうな表情を再び顔に貼り付ける。
「……」
ここからでは、何を話しているのかは聞こえないが、おそらく…無理矢理着いてこられたのだろう。
この学園に、まだ小夏が俺のモンだって知らない奴がいたとはな。
「小夏っ!」
これ見よがしにアイツの名前を叫び、ニコリ、笑って腕を広げる。
真っ赤な顔して、何してんのぬいっ!って怒った声が廊下に響く。
それでも小夏は、アイツは優しい奴だから、隣の男子をほかってはコチラに来られない様子。
それじゃあ俺は、俺のお姫様を、攫うほかないじゃないですか。
止めていた歩を、また動かして、小夏の腕を引っ張り、俺の胸へと収める。
不知火会長?なんて間の抜けた声で、男子生徒Aが訝しげな顔を向けるから、見せつけるように小夏の唇に軽くキスをおとす。
「わりぃな。こいつは、小夏は俺のだから。…気安く話したりすんじゃねぇよ」
『―ッッ!』
「ひっ…!」
そんなに脅したつもりはなかったが、息を呑んだと思えば、そいつは踵を返してもときた道を去っていった。
『ぬっ…ぬぬぬっ…!』
「なんだ?お前にも翼語が移ったのか?」
『ちっちがっ…!なっなん、でっ…!もっ、明日から教室いけないっ…』
「ははっ、そんなことか!!」
ううう、と可愛く頬を染めて。
今ここで俺に襲ってほしいのか?
「そういうときはいつでも俺が抱いて連れてってやるよ」
もちろんお姫様抱っこってやつでな
(とめられないしとまらない)
お前は俺だけの。
この感情は そう
俗に言う
恋の病っていう