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『翼くんっはいっ』
翼くんは差し出された小さな袋を凝視する。それこそ、壊れたロボットが其処に存在しているみたいだ。
『翼くん…?』
目の前で手のひらをパタパタと振れば、我に返ったように“いつも”の笑顔が浮かんだ。
「ぬっ?書記~どうしたんだ?これくれるのか?」
『うんっ!そうだよっ!だって今日は翼くんの誕生日でしょ?』
「ぬ?」
その反応に少なからず驚かされる。いつもの翼くんなら《ぬはは!ありがとう書記~!だいすきだぞっっ》なんて言って飛びついてくるから。まさか…
『え…っと…もしかして日にち間違え、てる?明日だったとか?!』
「あ」
『ひぇっ…!うわ…ちゃんとメモったはずだったのに!』
「や、書記、」
『わぁん…!ごめんねごめんね!ちょっと先走ったけど、祝たい気持ちはいつだってあるの!それこそ毎日翼くんの誕生日でも大丈夫なくら、い』
「落ち着いてよ書記」
ふわり、翼くんの大きな身体が私を包む。今度は私が驚く番だ。むしろ落ち着かないし!
『…っ!』
「オレ、こんな風に祝ってもらったことない、から、反応できなくて、ごめんな…」
『あ…』
「いや、こういうときは…ごめん、じゃないな…」
少し身体を離して、目線を合わせるように屈んで、ちゅ・と軽く私の唇に触れ
いつもとは違う、柔和な笑顔で彼はいう。
「ありがとうっ、だなっ!ぬははっ!」
『、うん!どういたしまして!誕生日おめでとう翼くん!』
「うぬうぬ!これで今は書記と同い年だなっ!!やったぁやったぁ!!」
『むぁっ!年まで追いつかれちゃったら私の取り柄ないよ!』
「ぬ?書記、わかってないなぁ~」
『へ?』
書記の取り柄は全部だから、これ以上オレを虜にしないでくれな?じゃないと本当にオレの腕の中から出してあげられなくなる…
ちょっと幼い言い分は、まだ同い年になったばかりだからかな?
それが逆に嬉しいだなんて言ったら、また怒られてしまうかな。
幼さを残して成長
さぁパーティのはじまりはじまり
2010.02.03
HAPPYBIRTHDAY 翼!
翼くんは差し出された小さな袋を凝視する。それこそ、壊れたロボットが其処に存在しているみたいだ。
『翼くん…?』
目の前で手のひらをパタパタと振れば、我に返ったように“いつも”の笑顔が浮かんだ。
「ぬっ?書記~どうしたんだ?これくれるのか?」
『うんっ!そうだよっ!だって今日は翼くんの誕生日でしょ?』
「ぬ?」
その反応に少なからず驚かされる。いつもの翼くんなら《ぬはは!ありがとう書記~!だいすきだぞっっ》なんて言って飛びついてくるから。まさか…
『え…っと…もしかして日にち間違え、てる?明日だったとか?!』
「あ」
『ひぇっ…!うわ…ちゃんとメモったはずだったのに!』
「や、書記、」
『わぁん…!ごめんねごめんね!ちょっと先走ったけど、祝たい気持ちはいつだってあるの!それこそ毎日翼くんの誕生日でも大丈夫なくら、い』
「落ち着いてよ書記」
ふわり、翼くんの大きな身体が私を包む。今度は私が驚く番だ。むしろ落ち着かないし!
『…っ!』
「オレ、こんな風に祝ってもらったことない、から、反応できなくて、ごめんな…」
『あ…』
「いや、こういうときは…ごめん、じゃないな…」
少し身体を離して、目線を合わせるように屈んで、ちゅ・と軽く私の唇に触れ
いつもとは違う、柔和な笑顔で彼はいう。
「ありがとうっ、だなっ!ぬははっ!」
『、うん!どういたしまして!誕生日おめでとう翼くん!』
「うぬうぬ!これで今は書記と同い年だなっ!!やったぁやったぁ!!」
『むぁっ!年まで追いつかれちゃったら私の取り柄ないよ!』
「ぬ?書記、わかってないなぁ~」
『へ?』
書記の取り柄は全部だから、これ以上オレを虜にしないでくれな?じゃないと本当にオレの腕の中から出してあげられなくなる…
ちょっと幼い言い分は、まだ同い年になったばかりだからかな?
それが逆に嬉しいだなんて言ったら、また怒られてしまうかな。
幼さを残して成長
さぁパーティのはじまりはじまり
2010.02.03
HAPPYBIRTHDAY 翼!