秘密の好きをチョコにつめて
プリンセスの名前
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〈ユーリ目線〉
口の中にジュワッと溢れてきたのは、甘酸っぱいベリーソースだった。
チョコの甘さと調和して、すっごく美味しい。
「ユーリ、これが私の気持ちだよ。いつも私に元気をくれてありがとう。私、ユーリのニコニコした笑顔と、ユーリが……大好き、だよ」
目の前で、クレア様がはにかみながら俺を見上げてくる。
胸がとくんと高鳴った。
大好き、だよ。
決定的な言葉を聞いたら、もう俺も我慢できなかった。
「クレア様、俺……」
さっき一度は離した様の顎をもう一度指先で持ちあげると、瞬きもさせない速さでキスをした。
こんなに柔らかいもの、俺は知らない。
「クレア様は、チョコよりも甘いね」
「……っ」
「俺のこと、こんなにハラハラさせてくれる、可愛いすぎて困っちゃう様が大好き、だよ」
「……!」
もう君には隠さなくていいよね。
この気持ち。
だって、好きすぎてもう隠しきれないや。
秘密の好きはチョコから溢れた。
だから、二人だけでいっぱい味わおう。
俺が笑うと、君が笑う。
俺が君を想って、君が想い返してくれる。
一歩、踏み出してみてよかった。
おわり
あとがき
今年は、お声かけをいただけて、「顎クイ」のお題でバレンタインにユーリのラブコメ書いてみました!
イメージイラストを描いていただけて、それを参考にラストの告白シーンを書きました。
両片思い楽しいです!
やっぱり一番ドキドキするし、キスシーンが一番、素敵だなと思うので。
スイートバレンタイン♡
2019.2.14 いるく
口の中にジュワッと溢れてきたのは、甘酸っぱいベリーソースだった。
チョコの甘さと調和して、すっごく美味しい。
「ユーリ、これが私の気持ちだよ。いつも私に元気をくれてありがとう。私、ユーリのニコニコした笑顔と、ユーリが……大好き、だよ」
目の前で、クレア様がはにかみながら俺を見上げてくる。
胸がとくんと高鳴った。
大好き、だよ。
決定的な言葉を聞いたら、もう俺も我慢できなかった。
「クレア様、俺……」
さっき一度は離した様の顎をもう一度指先で持ちあげると、瞬きもさせない速さでキスをした。
こんなに柔らかいもの、俺は知らない。
「クレア様は、チョコよりも甘いね」
「……っ」
「俺のこと、こんなにハラハラさせてくれる、可愛いすぎて困っちゃう様が大好き、だよ」
「……!」
もう君には隠さなくていいよね。
この気持ち。
だって、好きすぎてもう隠しきれないや。
秘密の好きはチョコから溢れた。
だから、二人だけでいっぱい味わおう。
俺が笑うと、君が笑う。
俺が君を想って、君が想い返してくれる。
一歩、踏み出してみてよかった。
おわり
あとがき
今年は、お声かけをいただけて、「顎クイ」のお題でバレンタインにユーリのラブコメ書いてみました!
イメージイラストを描いていただけて、それを参考にラストの告白シーンを書きました。
両片思い楽しいです!
やっぱり一番ドキドキするし、キスシーンが一番、素敵だなと思うので。
スイートバレンタイン♡
2019.2.14 いるく