彼の好きな物
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魔具研の部室の片隅で、ヤバシは魔術用の道具を組み立てていた。大きな手が迷いなく部品を扱い、金属の塊が彼の指先により命を吹き込まれるように形を変えていく。その真剣な横顔は普段の無口で近寄りがたい印象とはまるで別人で、夢中で作業に没頭する彼の瞳は澄んだ光を宿していた。
「……ほんとに好きなんだね」
思わず彼女が声をかけると、彼は小さく頷きながら手を止めずに答える。
「俺は……工芸の家系だから。
こういうの作ってる時が一番落ち着くんだ。」
その声音には迷いがなく、心底楽しそうで、聞いているだけで彼女の胸も温かくなる。
いつもは怖いと誤解される彼が、好きなものに触れている時だけ見せる素顔。普段は見せないその姿に、胸の奥が小さく跳ね、🌸は目を離せなくなっていた。
「……ほんとに好きなんだね」
思わず彼女が声をかけると、彼は小さく頷きながら手を止めずに答える。
「俺は……工芸の家系だから。
こういうの作ってる時が一番落ち着くんだ。」
その声音には迷いがなく、心底楽しそうで、聞いているだけで彼女の胸も温かくなる。
いつもは怖いと誤解される彼が、好きなものに触れている時だけ見せる素顔。普段は見せないその姿に、胸の奥が小さく跳ね、🌸は目を離せなくなっていた。
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