夏霞
「リヴァイさん……。」
リビングの床に座り込むエレンの紺色のプリーツスカートから伸びるスラリとした小鹿のような細い脚。
エレンの素足の爪先に唇を寄せリップ音を立ててキスをした後、ねっとりとした舌に包み込まれながらリヴァイの口の中に親指が挿入っていく。
口内の熱気と唾液の絡むぬるぬるとした舌の感触は、エレンに別の行為の妄想を抱かせ下腹部に小さな熱が灯る。
「まだ、舐めるんですか?」
「………ちゅ。永遠に舐めていられる。」
「毎日毎日飽きませんね。」
「まぁな。ガキの生足はたまんねぇ……あむ。」
怪訝な表情で見下ろすエレンをよそに、リヴァイはちゅっちゅと音を立てながら親指を扱くように吸いつき、指を甘噛みしたり指と指の間を舐めたりと、じっくりと時間をかけて愛撫していく。
足の先からじんわりと広がる柔らかな快楽に、エレンは頬を赤らめながらもじもじと身を捩らせていた。
「ふっ…んん…。」
「気持ちいいだろ。丁寧に躾てやりゃあ全身が性感帯になる。」
「へ、変態……。」
「変態じゃねぇ。事実だ。あ、ケツの中のモンはしっかり咥えとけよ。」
「っ……!」
リヴァイの言葉に反応して、エレンの意識が体内に挿入されているモノに集中する。
『お兄さん、俺のこと買ってよ。』
エレンを拾ったのは去年の夏。
連日の深夜残業続きにさすがに自炊が嫌になり家の近くのコンビニに立ち寄ると、セーラー服を着たガキがポツンと1人で自動扉の近くに立っていた。
華奢な体つきで綺麗な顔立ちだったため、当初俺より少し背が高いだけの髪の短いボーイッシュな女だと思った。
買い物が終わった後もその場にいたのが気がかりで声をかけたら、男の声でいきなりぶっ飛んだセリフを吐いてきたのでひどく驚いた。
普通なら女装好きの変な奴で話が終わる筈だったのに。
酷く寂しそうな金色の瞳に欲情してしまい、衝動的にそのまま家に連れ込んだ。
「っ……リヴァイさん……。」
「ん?」
「あの、……だから、……。」
大きな猫目を潤ませ消えそうな声で訴えかけるエレンに、リヴァイは状況を察すると足の指から口を離す。
唾液で濡れた唇を拭うと小さく溜息をついた。
「ちゃんと言わなきゃ分かんねぇだろうが。」
「ひゃあっ!」
エレンが抑えるよりも早くリヴァイにスカートを捲り上げられる。
「凄ぇな。」
下着を身につけていないエレンの下半身がリヴァイの眼下に晒され、毛が生え揃ってないつるんとしたペニスの先端からは透明な粘液が滴り落ち、腿の付け根やスカートまで汚していた。
「や、やめて下さい!」
「制服をガマン汁で汚すなんてどっちが変態なんだか。」
「あんたがスカートの下に何も履くなって言ったんだろ……あ、アレもいきなりは嫌だったのに…」
羞恥に震えるエレンを見つめ、リヴァイは目を細める。
「あぁ。エレンは『大好きな大好きなリヴァイさんの言う事なら何でも聞けるエッチでイヤラシイ子』だもんな。」
「~~っっ。」
さらっと呟いた後、何事もなかったように太腿に手を添えて膝にキスをするリヴァイに、エレンは唖然として言葉が見つからない。
「それで、どうして欲しい?」
「!」
「お前の口からちゃんと聞かねぇと気持ちよくしてやれねぇだろ。」
「……な、舐めて……。」
「どこを?」
「………ちんぽ。」
「ならてめぇのミルクで制服汚さねぇように、しっかりとスカート捲るんだな。」
艶を含んだ切れ長の瞳に心が蕩け、エレンはリヴァイの顔に腰を突き出すようにソファに背をもたれると、スカートを胸元まで捲り上げM字に足を開く。
「これで、いいですか……?」
恥じらいながらも従順にリヴァイの言いつけを守るエレンの、スカートの裾を握り締める手が小さく震えている。
可憐なセーラー服を纏い乱れるプリーツの花弁の中心で濡れそぼるそれを見て、リヴァイの情欲が掻き立てられる。
「本当可愛い奴だな、お前は。」
リヴァイはエレンの下半身に顔を近づけ半勃ちの小さなペニスに三つ指を添える、金色の瞳に見せつけるように先端からゆっくりと口に含んでいく。
「んっ……ふう、ッ……リヴァイさん、……っ」
リヴァイの口内にそれがすっぽりと覆われると、唾液で滑る舌の感触にエレンの口から吐息混じりの甘い声が零れ落ちる。
リヴァイがアイスキャンディーを食べるような感覚で舐めたり吸いついたり甘噛みをする度に、細い体が気持ちよさそうにビクビクと跳ねる。
「……あ、あぁ、……きもち…リヴァイさん……もっと、……っはぁ、」
リヴァイの頭部を両手で抑えながら、リヴァイの顔に股間を擦り付けるようにエレンは貪欲に快楽を味わっていく。
「ちゅく……。」
「んンっ、あ、らめ、吸っ……いやっ、あぁ、はぁ、…イ、く……イっちゃ、っあ、あああっっ…!!」
リヴァイが口を窄めてペニスを強く吸うとエレンは細い腰をさらに大きく揺らし、黒髪をギュッと握り締めながら矯声を上げて果てた。
「ハァッ、ハァ、……っあぁ、…。」
「いつもより早ぇな。」
リヴァイは口内に吐き出された体液を飲み込むと、エレンのぷるんとした小さく柔らかい尻の割れ目に手を這わせた。
既に体内でずっぽりと咥え込んでいる玉子型のT字プラグの付け根を中指と人差し指の付け根に引っ掛けるように挟むと、抜けない程度に軽く前後させる。
「いやっ!や…っ動かさないで……っ!!」
「…っ…今のはクるな…。」
イったばかりの体から強制的に引き出される快楽にエレンの口から今までに聞いたことのない霰もない声が飛び出し、リヴァイの背筋がゾクゾクッと震える。
「初心者にしてはデカいプラグを与えちまったんだが、気に入ったみてぇだな。」
リヴァイの首にしがみついてきたエレンの頭を反対の手で優しく撫でた後、胸の前ファスナーのスライダーに手をかけをゆっくりと下げていく。
はだけた制服から露わになった胸の中心にあるピンク色の乳首を見つけると、リヴァイはそっと摘むように吸いついた。
強弱をつけて乳首を舐めたり歯で甘噛みをしながらプラグで内側を掻き回す強烈な快感に、エレンは喘ぎ身悶える。
「…あぁ、あぁ、…やだ、いやっ……リヴァ…はぁあぁ、…リヴァイ……っきもちいい、の…やらぁ…リぁ…さ、リヴァイ……っ!!」
内側で疼く行き場のない熱を発散することが出来ず縋るようにリヴァイの名を呼び続けるエレンがたまらなく愛しい。
リヴァイは乳首から唇を離しエレンに顔を向き合わせると、待っていたかのようにエレンの唇がキスを求めてきた。
エレンと過ごしたのは、夏の1ヶ月だけだった。
夏の終わり、空が燃えるように赤い夕立のあった翌日。
エレンは何も言わずに、朝の霞と共に俺の家から消え去っていた。
エレンは俺に体は許したが、ずっと心は閉ざしたままだった。
色々質問をしてみたが頑なに無言を貫き、自分の名前と「何でセーラー服を着ていたか。」しか答えなかった。
ちなみにその答えは、
「何でもいいから見つけて欲しかった。」
なんだそりゃと拍子抜けをし、援助してくれそうな奴がたまたま俺だったのか?と、素直な疑問をぶつけた結果、初対面のエレンの心は深く閉ざされてしまった。
肌感覚的に、俺は相当マズイ事を言ったんだと思う。
俺は、エレンの事を何も知らないまま毎日激しく抱き潰した。
酷く懐かしい温もりがそこにはあって、何も言わない幼子に甘えて、泣かせて、溺れていった。
机に置いてあった手紙にはたった一言。
「愛しています。」
……あぁ、
エレンがいなくなってから、無性に喉が乾く。
胸が焼けつくような、どうしようもない焦燥感に駆り立てられる。
もう一度あの瞳に見つめられたい。
鮮やかな金色の瞳の奥に答えがあることを。
俺は多分、知っている。
エレンが俺を探し続けたように、今度は俺がお前を探し出してやる。
『……兵長……。』
この広い世界で、もう一度。
お前と。
『貴方と。』
end.
リビングの床に座り込むエレンの紺色のプリーツスカートから伸びるスラリとした小鹿のような細い脚。
エレンの素足の爪先に唇を寄せリップ音を立ててキスをした後、ねっとりとした舌に包み込まれながらリヴァイの口の中に親指が挿入っていく。
口内の熱気と唾液の絡むぬるぬるとした舌の感触は、エレンに別の行為の妄想を抱かせ下腹部に小さな熱が灯る。
「まだ、舐めるんですか?」
「………ちゅ。永遠に舐めていられる。」
「毎日毎日飽きませんね。」
「まぁな。ガキの生足はたまんねぇ……あむ。」
怪訝な表情で見下ろすエレンをよそに、リヴァイはちゅっちゅと音を立てながら親指を扱くように吸いつき、指を甘噛みしたり指と指の間を舐めたりと、じっくりと時間をかけて愛撫していく。
足の先からじんわりと広がる柔らかな快楽に、エレンは頬を赤らめながらもじもじと身を捩らせていた。
「ふっ…んん…。」
「気持ちいいだろ。丁寧に躾てやりゃあ全身が性感帯になる。」
「へ、変態……。」
「変態じゃねぇ。事実だ。あ、ケツの中のモンはしっかり咥えとけよ。」
「っ……!」
リヴァイの言葉に反応して、エレンの意識が体内に挿入されているモノに集中する。
『お兄さん、俺のこと買ってよ。』
エレンを拾ったのは去年の夏。
連日の深夜残業続きにさすがに自炊が嫌になり家の近くのコンビニに立ち寄ると、セーラー服を着たガキがポツンと1人で自動扉の近くに立っていた。
華奢な体つきで綺麗な顔立ちだったため、当初俺より少し背が高いだけの髪の短いボーイッシュな女だと思った。
買い物が終わった後もその場にいたのが気がかりで声をかけたら、男の声でいきなりぶっ飛んだセリフを吐いてきたのでひどく驚いた。
普通なら女装好きの変な奴で話が終わる筈だったのに。
酷く寂しそうな金色の瞳に欲情してしまい、衝動的にそのまま家に連れ込んだ。
「っ……リヴァイさん……。」
「ん?」
「あの、……だから、……。」
大きな猫目を潤ませ消えそうな声で訴えかけるエレンに、リヴァイは状況を察すると足の指から口を離す。
唾液で濡れた唇を拭うと小さく溜息をついた。
「ちゃんと言わなきゃ分かんねぇだろうが。」
「ひゃあっ!」
エレンが抑えるよりも早くリヴァイにスカートを捲り上げられる。
「凄ぇな。」
下着を身につけていないエレンの下半身がリヴァイの眼下に晒され、毛が生え揃ってないつるんとしたペニスの先端からは透明な粘液が滴り落ち、腿の付け根やスカートまで汚していた。
「や、やめて下さい!」
「制服をガマン汁で汚すなんてどっちが変態なんだか。」
「あんたがスカートの下に何も履くなって言ったんだろ……あ、アレもいきなりは嫌だったのに…」
羞恥に震えるエレンを見つめ、リヴァイは目を細める。
「あぁ。エレンは『大好きな大好きなリヴァイさんの言う事なら何でも聞けるエッチでイヤラシイ子』だもんな。」
「~~っっ。」
さらっと呟いた後、何事もなかったように太腿に手を添えて膝にキスをするリヴァイに、エレンは唖然として言葉が見つからない。
「それで、どうして欲しい?」
「!」
「お前の口からちゃんと聞かねぇと気持ちよくしてやれねぇだろ。」
「……な、舐めて……。」
「どこを?」
「………ちんぽ。」
「ならてめぇのミルクで制服汚さねぇように、しっかりとスカート捲るんだな。」
艶を含んだ切れ長の瞳に心が蕩け、エレンはリヴァイの顔に腰を突き出すようにソファに背をもたれると、スカートを胸元まで捲り上げM字に足を開く。
「これで、いいですか……?」
恥じらいながらも従順にリヴァイの言いつけを守るエレンの、スカートの裾を握り締める手が小さく震えている。
可憐なセーラー服を纏い乱れるプリーツの花弁の中心で濡れそぼるそれを見て、リヴァイの情欲が掻き立てられる。
「本当可愛い奴だな、お前は。」
リヴァイはエレンの下半身に顔を近づけ半勃ちの小さなペニスに三つ指を添える、金色の瞳に見せつけるように先端からゆっくりと口に含んでいく。
「んっ……ふう、ッ……リヴァイさん、……っ」
リヴァイの口内にそれがすっぽりと覆われると、唾液で滑る舌の感触にエレンの口から吐息混じりの甘い声が零れ落ちる。
リヴァイがアイスキャンディーを食べるような感覚で舐めたり吸いついたり甘噛みをする度に、細い体が気持ちよさそうにビクビクと跳ねる。
「……あ、あぁ、……きもち…リヴァイさん……もっと、……っはぁ、」
リヴァイの頭部を両手で抑えながら、リヴァイの顔に股間を擦り付けるようにエレンは貪欲に快楽を味わっていく。
「ちゅく……。」
「んンっ、あ、らめ、吸っ……いやっ、あぁ、はぁ、…イ、く……イっちゃ、っあ、あああっっ…!!」
リヴァイが口を窄めてペニスを強く吸うとエレンは細い腰をさらに大きく揺らし、黒髪をギュッと握り締めながら矯声を上げて果てた。
「ハァッ、ハァ、……っあぁ、…。」
「いつもより早ぇな。」
リヴァイは口内に吐き出された体液を飲み込むと、エレンのぷるんとした小さく柔らかい尻の割れ目に手を這わせた。
既に体内でずっぽりと咥え込んでいる玉子型のT字プラグの付け根を中指と人差し指の付け根に引っ掛けるように挟むと、抜けない程度に軽く前後させる。
「いやっ!や…っ動かさないで……っ!!」
「…っ…今のはクるな…。」
イったばかりの体から強制的に引き出される快楽にエレンの口から今までに聞いたことのない霰もない声が飛び出し、リヴァイの背筋がゾクゾクッと震える。
「初心者にしてはデカいプラグを与えちまったんだが、気に入ったみてぇだな。」
リヴァイの首にしがみついてきたエレンの頭を反対の手で優しく撫でた後、胸の前ファスナーのスライダーに手をかけをゆっくりと下げていく。
はだけた制服から露わになった胸の中心にあるピンク色の乳首を見つけると、リヴァイはそっと摘むように吸いついた。
強弱をつけて乳首を舐めたり歯で甘噛みをしながらプラグで内側を掻き回す強烈な快感に、エレンは喘ぎ身悶える。
「…あぁ、あぁ、…やだ、いやっ……リヴァ…はぁあぁ、…リヴァイ……っきもちいい、の…やらぁ…リぁ…さ、リヴァイ……っ!!」
内側で疼く行き場のない熱を発散することが出来ず縋るようにリヴァイの名を呼び続けるエレンがたまらなく愛しい。
リヴァイは乳首から唇を離しエレンに顔を向き合わせると、待っていたかのようにエレンの唇がキスを求めてきた。
エレンと過ごしたのは、夏の1ヶ月だけだった。
夏の終わり、空が燃えるように赤い夕立のあった翌日。
エレンは何も言わずに、朝の霞と共に俺の家から消え去っていた。
エレンは俺に体は許したが、ずっと心は閉ざしたままだった。
色々質問をしてみたが頑なに無言を貫き、自分の名前と「何でセーラー服を着ていたか。」しか答えなかった。
ちなみにその答えは、
「何でもいいから見つけて欲しかった。」
なんだそりゃと拍子抜けをし、援助してくれそうな奴がたまたま俺だったのか?と、素直な疑問をぶつけた結果、初対面のエレンの心は深く閉ざされてしまった。
肌感覚的に、俺は相当マズイ事を言ったんだと思う。
俺は、エレンの事を何も知らないまま毎日激しく抱き潰した。
酷く懐かしい温もりがそこにはあって、何も言わない幼子に甘えて、泣かせて、溺れていった。
机に置いてあった手紙にはたった一言。
「愛しています。」
……あぁ、
エレンがいなくなってから、無性に喉が乾く。
胸が焼けつくような、どうしようもない焦燥感に駆り立てられる。
もう一度あの瞳に見つめられたい。
鮮やかな金色の瞳の奥に答えがあることを。
俺は多分、知っている。
エレンが俺を探し続けたように、今度は俺がお前を探し出してやる。
『……兵長……。』
この広い世界で、もう一度。
お前と。
『貴方と。』
end.
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