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OP関連



「俺と付き合ったらまずイケメンと付き合えるっていいことあるし、お前がめちゃめちゃ可愛がってくれてるルフィっていうめちゃめちゃ可愛い弟が共についてくるし、その可愛いけど手のかかる弟の面倒見てきたから面倒見いいし、そいつめっっっっっちゃ食べるからよくご飯作ってるから結構できる方だと思うしお前が好きなのは絶対作ってやれるし、家事はいつも家でやってるからもちろんできるし手伝ってやれるし、一応腕っぷしは強いから何があってもお前守ってやれるし…あ、でもお前に対して暴力ふるったりは絶対ねぇから。好きなやつ傷つけるとか有り得ねーだろ。あとは~そうだな、寒がりなお前には体温高めで人間湯たんぽと呼ばれた俺はちょうどいいぜ?あったけぇから一緒に寝たら超いいと思う。……って感じだがどうだ?まだまだあるけど付き合ったらメリットありまくりだろ??」

「あ、はい」

彼とたわいもない会話をしている時、突然告白された。信じられないのと困惑で、あなたと付き合ったら私に何かメリットあるの?って聞いたら今の早口のこれだ。めちゃめちゃ出てきてびっくりしている。

じゃあ今度は逆に、私と付き合ったらあなたに何かメリットはあるの?と聞いてみた。そしたら先程の早口が嘘のように口を閉ざして沈黙してしまった。えっなに、ないの…??

「いや、ねぇわけじゃなくて!!……ええと、その、さ」

「俺が、世界でいちばん幸せになる、かな」

なに、それ。

頬を赤らめながら、今がまさに幸せというように笑った彼。何だか心臓が物凄くうるさい。それに彼の赤さ…いや熱がこちらにも移ったのだろうか。私の方も頬がものすごく熱い。

彼のその言葉は、先程の長文のメリットを告げていた時のとは比べ物にならないくらいの、最高の口説き文句だった。

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