黒バス(宮地さんのみ)
毎回休日でどっか行こうとか約束がないときは必ず彼の部屋に連れ込まれる。
……というと大体えっちなこととかするために、とか普通は思い浮かべるが、まぁそんなことは全くなくて
「あーやっぱみゆみゆ可愛いわ……」
彼の脚と脚の間に座らされて、後ろから抱き締められるような状態で撮り溜めたみゆみゆ見てる宮地さんの抱き枕にされてる私。
ほらね、えっちなことは全くないでしょ。寧ろ健全というか……うん、何だろうこれ??私も正直よくわからない。というか毎回思うんだけど邪魔じゃないのかな……重くないのかな……。
凄く気になったので、首だけを彼の方に向けて何でって聞いてみたら
「お前とみゆみゆは俺の癒しだから」
「癒し、なの?みゆみゆだけじゃなくて??」
「そ、お前も俺の癒しなの」
くすくすと笑いながらぎゅうううて後ろから抱き締められた。
あの、何か今日宮地さんめちゃめちゃ機嫌よさげでは……?いつも恐めなお顔が本日は満面の笑みすぎてちょっと直視出来ないのですが。自分がイケメンだってこと自覚してからこちらにお顔向けて欲しい。宮地さんのお顔だけが好きって訳ではないけれど、でも好きではあるんだから、そんな顔みてたら私が死んでしまいますときめきで。
恥ずかしいしずっと見てられないしですぐさま前向いて膝に顔埋めてたら
「な、俺とこうしてるのが癒しだけど、お前が俺見てめちゃくちゃ可愛く顔真っ赤にしてるとこ見るのも癒しだから、顔……見せて?」
そ、っの甘えるような声卑怯すぎませんかね……?!!??