パーシヴァルさんと
おなまえは?
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※主は戦える。グランくん団長、ジータちゃん副団長。どちらもいます。
突然だか、団長に言われた先に向かったら、パーシヴァルさんが金属バットを持って魔物と対面していた。
え?何言ってるのか分からないって??言った私もそう思う。というか自分の目が映したものが可笑しいのかと思って何度も見直したが間違いではなかった。正常だった。じゃあ夢なのかと思って頬をつねってみたが普通に痛かった。夢でもなかった。
呆然としたまま彼の手に視線を向けると、その手にはいつも持っている刀身が波打っているフランベルジュのような形状の長剣はなく、冒頭で言ったようにグリップに黒の滑り止めが施されている金属バットが握られていた。
そして彼がそれを剣を使っている時と同じように振ると魔物が斬られ……いや殴られて?キィンという金属音と共に飛んで行く。結構飛んでたし燃えてた。金属バットの性能を存分に発揮していた。へーーすげーーなーーーー…………いやなにこれ、は??
もう見るもの何もかもの理解が追いつかなくて、とりあえず脳内に浮かんだ言葉がガチヤンキーじゃんだった。てか普通に口からこぼれていたようで、低いドスの効いた声で「あ?」ってメンチ切られた。まじガチすぎた。現役ですか??
でも何だろう。普通ならこの光景を見たらめっちゃ笑い転げるのに今は全く笑えない。何故か凄く巻き込まれそうな気配を感じて、普通に逃げようとした。だがすぐ察した彼に瞬時に腕を掴まれた。力は結構強くて離れない。いやいやいやいやなに、なに??何で??パーシヴァルさんが金属バット持って魔物シバいてる時に私いらないですよねですよねさようなら離して!!!!
「いや?」
意味深な笑みを浮かべて何処かを指さした彼。めちゃめちゃ嫌な予感しかしないが、恐る恐ると視線をそちらに向けると、
そこには竹刀があった。
……何で??
「実は団長から渡された武器はこのバットの他にもうひとつあってな。それがこれだ。これは是非ともお前に使って欲しいそうだ」
へーーこれ武器なんだーーーー。そして私に使ってほし………………私に??団長が??あのにこやかな笑顔(でもあるし何か企んでるんだなと思う笑み)で「実はパーシヴァルさんが今僕とジータで贈った武器使って戦ってくれてるんだ。よければ見に行ってくれないかな……?」て言ってきたあの団長が??え????
困惑しながら彼の方を向いた私に、彼は悪どく笑って
「無駄にするのもなんだからな、是非とも使って俺と共に
利き手には金属バット
この後結局、彼と共にめちゃくちゃ魔物シバかされた。ついでに私たちを見に来て「ヤンキーカップルww」とかほざいた奴らも共にシバいた。その内のヴェインさんは燃やされたが、ランスロットさんは逃げ切った。
(♪BGM パ〇ダヒーロー)
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