この恋は、
おなまえは?
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『迎えに行くがどうする?』
彼のマンション前で、初めての彼のお家にっていうのとか色々なので緊張の余りうじうじ考え込んでたらそんな連絡がパーシヴァルさんからきた。
続く『お前のことだ、緊張の余りどうしようと考え込んで中々うちのチャイムを鳴らせないのではと思ってな』という言葉。わぁめっちゃ現状よくお分かりですね!どっかで見てるんですか??
まぁでも大丈夫です!勇気だして行くんで多分!!と思いながら……というかそう自分に言い聞かせながら返事を返そうとキーボードを出して『だ』と打った瞬間、
「……やっぱりな」
「え、なっ」
めのまえから へんじをしようとしたかれが あらわれた!
は、何で?だって迎えに行くかって聞いてきましたよね?私まだ来てくださいなんてお返事してませんよね?まだ『だ』までしか打ってないですもん、え??
「連絡しておいてすまない。だがどうせ絶対大丈夫と返してまた勇気出せず時間ギリギリまで悩んでそうだと思ったからな、返事を待たずに迎えに来た」
わぁよくお分かりですねパーシヴァルさん!やっぱどこかで見てたんですか??
「……あと」
あと?と彼の言葉を繰り返しながら首を傾けて続きを待っていると
「折角のホワイトデーだからな、早めに迎えにいけば出来る限り長くお前と共にいれると思って」
「ひえ」
なにその殺し文句。今日お呼ばれしたのホワイトデーのお返しのためでしたけど、もう私お返し貰ってませんか?私からのお返し渡して帰ってもいいですか耐えられないむり。
てかパーシヴァルさんあの、なんか、付き合う前よりも言葉が辛辣だけどこころ許してくれてるのか気安い感じだし、それに伴って甘さもめちゃめちゃ含まれてる気がするんですけどなんなんですかわたしを殺したいんですか?
「殺す気などないし、まだ序盤だが」
「序盤ってなんですかまってめちゃめちゃ嫌な予感する」
「今日はお前を盛大にもてなして甘やかして、存分に俺に愛されているのだと、恋人同士なのだと実感してもらおうと思っているからな。覚悟しておけ」
「ひえええ覚悟しておけとか恋人に言う台詞じゃないんですけどーー!!」
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