第4話
夢小説設定
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-乱馬side-
名前のやつ…
知らないとは言え良牙にキスするなんて…
ずっとあの光景が頭から離れない。
乱「チッ」
とにかく一緒に寝てるはずの良牙を回収するため、
名前の部屋の窓からそっと侵入する。
その瞬間に良牙は俺に威嚇を始めた。
乱「この場で正体ばらされたくなかったらおとなしくしてろ」
そっと良牙を取ろうとすると「んん」と声がした。
驚いて寝顔を確認する。
乱「…ッ」
ドキッとして名前の寝顔に見入ってしまった。
自分でも顔に熱が集まるのがわかる。
それを見ていた良牙が俺の手からスッと抜け出し俺の背後へ回りドスッと頭を蹴られる。
蹴られた足をつかんで投げ飛ばし良牙は気絶した。
…のはいいものの
その拍子にバランスを崩し名前に覆いかぶさった体制に。
やばい、と体を少し起こすとゆっくり目を開けた名前と目が合う。
乱「!」
目、離せねぇ…
乱「名前…あ、あの…」
「らん、ま…?」
ぼーっとしてる名前。
乱「ん…?」
そんな名前を見て異変に気付く。
俺がいて驚いていたのかと思ったけど違うみたいで。
乱「おい、どうした…?」
起きようとする名前の背中を支えて上体を起こす。
「お父さんの夢、みた…」
乱「え…?」
「怖かった…」
そんなに深くは聞いていない親父の話。
ただ会ったときに捨てられたかもしれないと悲しそうに言っていたのを覚えている。
「目開けたら乱馬がいてすごくびっくりしたけど…いてくれてよかった…」
へへっ、と力なく笑う名前。
俺の服の袖を小さくつまんでいる手が微かに震えている。
俺が守ってやらないと、本能的にそう思った。
乱「名前」
裾をつかんでいた手首を引き寄せて優しく抱きしめる。
乱「親父のことはよく聞いてないからわかんねぇけど、」
「…」
乱「俺はお前の前からいなくなったりしねぇ」
「乱馬…」
乱「絶対、しねぇ」
ぎゅっと腕に力を込める。
だんだん気づかされる自分の気持ち。
でも本当の気持ちに気づくまでは
まだちょっと先になりそうだ。
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