今度は3人で。
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「・・・これは肯定していると言っても良さそうですね」
「そうだね」
マスターとくすくす笑いながら話していると「うるせぇ」と彼がこっちを向いた。
「仁くん。いい加減、その言葉づかいも直してもらわないと困るよ?」
「チッ・・・努力はしてんだろーが・・・」
そう言いながら、コーヒーをすする。
「お父さんとお母さんの前では、ちゃんと出来てるじゃない。・・・あやしい時も、あるけど」
「・・・それは!・・・困るだろうが・・・!」
「大丈夫、大丈夫!初めこそ驚いてたけど、2人とも仁くんのこと好きだから。お盆もお正月も毎年一緒に帰ってるじゃない。」
彼に笑いかけると、彼も不器用な笑顔を返してくれた。
「しかし、驚いたね。この間、結婚したと思ったのに・・・おめでたとはね」
「もう2年前ですよ。マスターに仲人頼んだの」
「いやいや。この歳になると2年なんて、あっという間だよ」
そう言ってマスターが笑う。
「今度は3人で食べに来ようね」
私が膨らんだお腹を撫でながら言うと、彼が私の手に自分の手を重ねた。
「あぁ・・・
今度は3人で。」
(仁くんって親バカになりそうじゃないですか?)(なりそうだね)(はぁ?!)
End