今度は3人で。
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「・・・何、笑ってやがる」
彼の声で、ふと我に返る。
彼と初めて会った時のことを思い出していたのだが、どうも顔が にやけていたらしい。
「あ、ごめん・・・ふふっ」
反射的に謝るが再び思い出し、堪えきれなかった笑みが こぼれる。
「・・・馬鹿にしてんのか!?」
私の態度に、彼が声を荒げる。
普通の人ならば、怒っている状態なのだろうけど、彼にとっては平常運転である。
「もう!仁くん!それ、やめてって言ってるでしょ?」
「・・・わりぃ」
そう言って彼が、バツが悪そうな顔をする。
「・・・それで?」
「ん?」
「何なんだよ、さっきの。」
「あぁ!・・・仁くんと初めて会った時のこと思い出してたの」
私が素直に打ち明けると、みるみる内に彼の眉間に皺が寄っていった。