味見。
夢小説設定
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ギィ――
屋上の重い扉を押し開けると、そこには真っ青な空。
綺麗な銀色の髪に大きな背中・・・
そして、私の嫌いな煙草の匂い――
「あ?・・・また、お前か」
いつも不機嫌そうに私の相手をする亜久津。
「何?来ちゃ悪いの?」
「あぁ。ここは俺の場所だ」
私が切り返すと、彼は平然とそう言ってのけた。
「じゃあ、不良っぽくスプレー缶で自分の名前でも書いといてくれない・・・?」
そう言って亜久津の隣に腰を下ろす。
「無茶言ってんじゃねーよ!おい、誰が隣に座っていいって言った?」
そう言うと、彼は睨んできた。
そんなの怖くない。
私には何の威嚇にもならない。
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