桜舞う中で
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「っていうか・・・何で私の下の名前・・・!」
「え?お前、幼稚園からずっと一緒だったろ?
小さい頃はよく遊んでたし、小学校の中学年くらいか?遊ばなくなったの。」
宍戸くんの言う通りだ。
それまでは仲が良くてよく遊んでた。
私も男の子の遊びに混ぜてもらってドッジボールなんかしてた。
でもよく2人でいることをからかわれて・・・
宍戸くんに迷惑がかかっちゃうと思って・・・
だから、それからは私が宍戸くんを避けてた。
積極的に女の子の遊びに混ぜてもらって・・・
「あの頃は、お前も『亮くん』って呼んでくれてたのにな」
宍戸くんが柵によっかかり、遠くを眺める。
「何で・・・そんなこと覚えて・・・」
いつからか彼を下の名前で呼べなくなっていた。
私が自分で遠ざけたのに自分から歩み寄るなんて気が引けたのだ。
「##NAME1##はさっきから『何で』ばっかりだな!」
ははっと彼が笑う。
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