桜舞う中で
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「じゃあね。ご飯はちゃんと食べなさいね!戸締りはちゃんとするのよ?あと、出かけるときは・・・」
「母さん、よさないか。もう##NAME1##も子供じゃないんだから」
「あら。私にとっては##NAME1##はまだまだ子供よ!気苦労が絶えないわ。」
そう言うお母さんの小言を笑いながら聞く。
今日でこの小言も聞けなくなるのかぁ・・・
なんか寂しいな。
「一人暮らしは危ないんだからくれぐれも気をつけなさい」
「そうよ。あなた、女の子なんだからね!」
実家にいた頃は嫌だった小言もこうなってみると心地いいなぁ。
「分かってるよ。2人とも、ありがとう」
こうなってはいつまでも帰らないと思い、2人を玄関まで追いやる。
「それじゃあ。」
「身体に気を付けてね」
―ばたんっ
「ふぅ・・・」
やっと一息つける。
が、2人がいなくなった部屋はものすごく静かで・・・
1人なんだ、って実感させられちゃうな。
ん、15時かぁ・・・
「ちょっと外でも出てこようかな・・・」
何だかそのまま部屋に1人でいるのが嫌で私は近くを散歩しに行くことにした。
私は簡単に支度を済ませ、お母さんに言われた通りしっかりと戸締りをして出かけた。
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