16話 スラムダンク(後編)
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「決勝、氷帝vs立海!」
美夜子ちゃんの声が響き、両校のメンバーがコートに出揃う。
【氷帝:##NAME2## 宍戸 跡部 樺地 鳳】
【立海:真琴 幸村 仁王 真田 赤也】
「よ、よろしくお願いします!」
こちらのジャンプボールは高身長のチョタだ。
樺地も候補に挙がっていたが、男気ジャンケンでチョタが勝ったため、彼に決まった。
「向こうは鳳くんかぁ・・・ちょっと分が悪いなぁ・・・」
そう言って、にこにこ微笑む幸村の後ろから赤也が手を上げて出てくる。
「はいはーい!俺がいくっすよ!」
幸村が少し驚いたような顔をするが、すぐにいつもの表情に戻る。
「そうか。じゃあ、ここは赤也に頼もうかな」
「赤也!頑張ってね!」
「へいへい!任せてくださいよ!」
幸村と真琴からの激励を受けて、赤也が肩を回す。
「では、試合開始!!」
ピーッ
美夜子ちゃんの声と笛の音が聞こえ、ボールが宙に浮く。
「はっ!」
「うおっ!マジかよ!」
チョタの高身長もあって、赤也は足下にも及ばない。
赤也の声が早いか遅いか、##NAME2##の元にボールがくる。
「おっと!ナイス!」
危ない危ないと漏らしながら捕球すると目の前に幸村が迫ってきていた。
「ねぇ。そのボール、こっちにくれないかな?」
後ろに黒いオーラが見えるのは気のせいだろうか・・・
「お、脅しには応じんよ!」
「ふっ!」
幸村に気を取られていると、サイドから真琴が攻撃を仕掛けてくる。
「おっとっと!」
間一髪のところで気付き、バックロールターンで回避する。
「ほぅ・・・うまいもんじゃのぅ・・・」
仁王は動かず、呑気に賞賛の声を上げる。
「諦めたら、そこで試合終了ですよ、っと・・・」
「お前に言われたくねぇーよ!!」
某漫画の名台詞に、赤也からツッコミを受けつつ、またまたその場からシュートを放つ。
ピーッ
「3-0!」
「落とす気がしねぇ!!」
「あー!むかつく!!」
またも##NAME2##の先制得点が決まり、真琴が愚痴をこぼした。
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