15話 スラムダンク(前編)
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「そういえば・・・何で、テニスの試合やないんや?」
忍足が、そう訪ねてくる。
「テニスだったら大体の結果は分かるし、私が参加できないもん!」
「主に後者が本音だな・・・?」
胸を張って答える##NAME2##に、宍戸が呆れたような声を出す。
「・・・##NAME2##?」
「な・・・に?!」
不意に顔を覗き込まれて声が上ずる。
「お前、目が・・・」
「へ?!」
##NAME2##は、焦って宍戸から距離を取る。
「さっき、目薬さしたからじゃないかな?!」
そして慌ててそう返す。
「そう・・・なのか・・・?」
なおも訝しげに##NAME2##を見る宍戸から注意を逸らすように真琴が声を上げる。
「私も立海に参戦するぞ!!」
「わ、私は氷帝に・・・」
真琴の言葉に、##NAME2##も続く。
「私たちは得点係とか審判とかするので不参加です」
美夜子ちゃんが、そう説明する。
##NAME4##は、どこから出したのやら、膝を抱えて白旗を振っている。
「じゃあ、公平になるように私がくじを引いて呼ばれた学校からくじを引きに来てね」
そう言って美夜子ちゃんが、くじの箱に手を突っ込む。
「あ。ちなみに総当たり戦はいくらなんでもキツいと思うからトーナメント形式を採用したわ・・・ルドルフ!」
説明しながらくじを引き、引いたくじを前に突き出す。
「んふ。赤澤くん、頼みましたよ」
「あ?俺が引くのか?」
「君・・・部長でしょう・・・」
―――――
##IMGR1##
くじの結果、トーナメント表は上のようになった。
「では・・・第1試合、氷帝学園vs四天宝寺!」
美夜子ちゃんの声に合わせて選抜メンバーがコートに出る。
【氷帝学園:##NAME2## 宍戸 忍足 向日 日吉】
【四天宝寺:白石 遠山 謙也 金色 一氏】
「試合時間は、10分!それでは、試合開始!」
ピーッというホイッスルの後に、ボールが高く投げられる。
ジャンプボールの配役は、氷帝はがっくんで四天は金ちゃん。
「おーらよ!」
そう言ってがっくんがボールを弾く。
「ナイスや、岳人」
そう言って忍足が、しっかり捕球する。
「あー!!おかっぱの兄ちゃん強いでー!!」
「誰が、おかっぱだ!!」
コートの中心で悔しがる金ちゃんと、それに鋭いツッコミを入れるがっくん。
「お嬢ちゃん!」
そうこうしている間に、忍足から##NAME2##にボールが回る。
「ナイスパ~ス!・・・よっと!」
しっかりパスをキャッチし、その場からシュートを放つ。
「女子があの距離からシュート決めるなんてこと・・・」
そう白石が漏らすも・・・
ピーッ
「3-0!」
審判の美夜子の声が響く。
「な?!3ポイントシュートやと?!」
開始10秒で、いきなりの先制点。
しかも3ポイントときて、さすがのスピードスターも驚きを隠せない。
「ま、まぐれや!まぐれ!」
白石も自分に言い聞かせる。
「並行してルドルフvs六角するので、Bコート集合お願いしま~す!」
そう言って##NAME4##が白旗を大きく振る。
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