1話 落ちる
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3人の視線が一気に声の主に注がれる。
見た目は私たちと同じ歳?・・・
少し上かな?くらいだと思うけど・・・
こんな、金髪碧眼の知り合いなんて居やしない。
「・・・誰?」
全く見覚えのない彼に問うと彼は端正な顔立ちには似つかわしくない、やや幼い口調で話す。
「人に名前を聞くときは・・・自分から、でしょ?」
・・・なんだ、こいつ。
少しイラッとくる話し方だな・・・
でも、こちらが名乗らなければ話は進みそうに無さそうなので仕方なく名乗る。
「・・・神谷主。」
「私は
「オッス!おら
私を皮切りに全員名乗ったのは、いいんだが・・・
こんな状況で真琴が、とんでもないネタをぶっこんできた。
「ねぇ・・・某漫画の主人公の台詞に聞こえるのは気のせい?」
それでつい、つついてしまう私も私だけど。
「おらの名h「おい!うつってんなぁ!?」・・・ハッ!本当だ!」
真琴につられて、某漫画の主人公のような名乗り方をしそうになる彼を、つい癖でつっこんでしまう。
「どうしよう・・・バカが増えた・・・」
私は思わず頭を抱えた。
彼は「バカじゃないやい!」と反論してきたが・・・
正直な話、彼がバカであろうがなかろうがどうでもいい。
「・・・で、あなたの名前は?」
痺れを切らし、美夜子ちゃんが彼にもう一度問う。
「よくぞ、聞いてくれた!
僕の名前は”ソウル・ムーン・ドン・スター・アンドレー・ミキサー・リュー・レイ”だ」
「ほう!」
「そうだったか!」
「よく分かったわ!」
「「「ミキサー!」」」
彼の長ったらしい名前を聞いて思わず、いつものように3人でふざけてしまう。