14話 暑いッスね
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「あぁー・・・あづいー・・・」
「そーだねー・・・」
「私、普段引きこもりだから死にそう・・・」
「私もぉー・・・」
今日の担当校は、またまた氷帝。
いつもの如く、##NAME4##と組んで担当してるが、暑さで今にも溶け出しそうである。
夏は苦手だ。
冬の寒さは着込んでホッカイロ貼るなり、対策のしようがあるけど、夏は何やったって結局は暑いのだ。
好きなところは、夏休みと花火くらいだ。
「あぁ~!もう、ダメだ!!無理!!」
「なにさ?そんなこと言っても仕方ないでしょ?」
あまりの暑さに叫ぶが、##NAME4##の言う通り、どうしようもない。
「私たちのとこだけ、涼しくならない?」
「・・・跡部なら何とか出来そうだね」
「財力で?」
「財力で。」
確かに跡部なら容易く叶えてくれそうだけど、みんなが炎天下の中で頑張って練習してるから気が引ける。
「ふぁ~・・・」
練習が一段落したのか、ジロちゃんが欠伸をしながら帰ってくる。
「はい、ジロちゃん」
初日こそ、ぴーぴー言ってた##NAME4##も今では、なんとか本物のテニプリキャラに慣れたらしく、ごく自然にドリンクとタオルを渡す。
「##NAME4##~。ありがと~」
気の抜けるような声で返事をしたジロちゃんは、しっかりそれらを受け取り、汗を拭いて水分補給をする。
・・・が、その後にベンチに寝転がり出す。
あ。これが噂のさぼりか。
そんなことをのんきに考えていたら##NAME4##が騒ぎ出す。
「ちょっ?!ジロちゃん?!」
「おれ、もうむりだCー・・・ねむEー・・・」
##NAME4##の太ももを枕にして、今まさに寝ようとしているジロちゃん。
そして初めてのことに、まごつく##NAME4##。
・・・2人とも、かわいい。
「そんなこと言われても・・・練習しないと、跡部に怒られるんじゃ・・・」
「あとべは、こんなことじゃ、おこんないCー」
「えー・・・いやでも・・・うーん・・」
うんうん。そう返されると何て返したらいいか分からないわな。
「すー・・・すー・・・」
そして無情にも、ジロちゃんの寝息が響く。
「ノォォォォォォウッ!!ジロちゃん、カムバック!!」
「むにゃむにゃ・・・すー・・・」
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