13話 勉強会
夢小説設定
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「あれ?そんなに強くしたつもりなかったんだけどなぁ?」
そう言って笑うけど、そんな訳ない。
結構力を入れて思いきり押してやった。
すると赤也はフッと顔を上げて、こう言うのだ。
「##NAME2##先輩、胸大きいですね!」
・・・呆れて声も出ない。
つまりは、自分の胸に私の胸を押し当ててたのか。
通りで、なかなか腕を捻じ込めなかった訳だ。
「赤也、ちょっと。」
そう言って彼を人差し指でちょいちょいと呼ぶ。
「はい?」
そう言って近づいてくる彼の肩を掴み、一気に引き寄せて耳元で囁く。
「可愛いと思って調子に乗ってたら・・・お前の可愛いお子さん、二度と使えない様にするぞ?」
出来るだけ小さく低い声で囁いて、彼の肩を押して距離を取り、にっこりと笑う。
「す、すみませんでした・・・」
彼は青ざめた顔をして、そう言って股間を押さえる。
「分かればよろしい。さ、ワークの続きをやろうか?」
「はい・・・」
そう素直に従う赤也にリョーマは彼女の後ろで疑問符を浮かべていた。
――――――
「終わったー!!」
そう声を上げたのは、赤也だ。
「お疲れさま」
そう言って微笑むとさっきのことを思い出したようで、顔を逸らされる。
「あらぁ?おいたしなけりゃ、私だって何もしないわよ?」
「気を付けます・・・」
すっかり嫌われたもんだ。
まぁ、友人のためにはこれでいいのかも知れないな。
「先輩、何したんッスか?」
そう、リョーマに聞かれる。
「んー・・・何もしてないよ。」
「でも・・・」
否定する私を言及しようとするリョーマ。
「強いて言うなら・・・教育的指導?」
「教育的指導・・・?」
言葉の意味が分からず、頭に疑問符を浮かべる。
「##NAME4##!いい時間だし、そろそろ終わらない?」
時計を指しながら##NAME4##に声をかける。
「あ、本当だ」
すでに時刻は0時を回っていた。
「さ!解散、解散!」
ぱんっと手を鳴らしてそこにいる全員を急かす。
「##NAME4##先輩、本当分かりやすかったッス良かったらまた教えてくださいね!」
「じゃあ、また機会があればね」
「海堂、ありがとうな!助かったぜ!」
「フシュー・・・」
「お休み」と挨拶をして各々の部屋に戻るのだった。
゚.+:。 2018/04/29 更新 ゚.+:。