13話 勉強会
夢小説設定
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「違う違う。その問題はこっちを使うの」
「え~?!何でッスかぁ~?!」
「【see】は自然に目に入る物を指す。この問題文だと、意図的に視線を向けるってことだから【look】になるの。」
「へぇー・・・##NAME4##先輩の解説、分かりやすいッス!」
##NAME4##は、桃に分かりやすく丁寧に教えていく。
私も英語はさっぱりなので、【see】と【look】と【watch】の違いなんか分からない。
「ちげぇ・・・そこのスペル、最後は【e】だ」
「あ?そうなのか?」
海堂は、アキラに教えている。
どうやらアキラはスペルミスが多いらしく、さっきから何度か注意されている。
普段「リズムにhigh!」だの言ってたり、技名だって「音速弾(ソニックブリット)」なのに英語苦手なのか・・・
意外だなぁ・・・
ん?
そう考えると桃の技も「ダンクスマッシュ」とか「ジャックナイフ」とか英語だし、
赤也の「ナックルサーブ」とかも英語だなぁ・・・
テニスに関する用語は、すんなり入るってことかなぁ・・・
まぁ、言うのと書くのは違うしなぁ・・・
「##NAME2##先輩?」
ふいにリョーマに呼ばれて我に返る。
「へ?」
「目、開けて寝てました?」
「いや、寝てないから!」
ぼけーっと考え事をしていたせいで、リョーマにそう言われる。
「この人に教えるの難しいんで手伝ってほしいんですけど・・・」
そう言ってリョーマが赤也を指さす。
赤也はキャパオーバーのようで、今にも頭から煙がプスプスと出てきそうだった。
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