12話 突撃、みんなの晩御飯
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そういえば、何でぬか漬け作りたいなんて言い出したの?」
「へぁ?!」
彼女が変な声を出して、すごい勢いで顔を上げる。
「え、えと・・・」
「作り方教えてあげたんだから、それくらい聞かせてもらっても罰は当たらないと思うんだけど?」
そう追撃すると彼女がしぶしぶ答える。
「その・・・し、深司に・・・私、料理とか上手くないけど・・・
えっと・・・つ、作ってあげたくて・・・!」
みるみる赤くなる彼女を見て顔がにやけるのを我慢できない。
元の世界では、心が無いような冷徹な発言をしてた##NAME4##が・・・
『好きな人のために何かしたい』だなんて・・・
これが喜ばずに居られますか!
そう思っていると、厨房のシェフたちの顔もにやけていた。
みんな考えることは一緒だよなぁ・・・甘酸っぺぇなぁ!
「もう!みんな、その顔やめてよ!」
##NAME4##にそう怒られるが、その後もしばらくは、にやけが止まらなかった。
・