11話 尋問
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「・・・そういう2人はどうなんだよ」
すっかり優位になって話していると不意にそんなことを言われた。
「え?」
「どうって何が?」
そう返すと、そこにはさっきまでの照れてる萩ではなく、攻撃態勢に入った萩がいた。
「好きなんでしょ?」
そう言われて2人で顔を見合わせ、気を紛らわすためにお茶に手を伸ばす。
「宍戸と伊武くんのこと。」
「「ぶっ!!」」
またお茶を吹き出しかける。
完全に形勢逆転した。
「やだなぁ・・・二人とも汚いよ」
そう言って萩はニコニコと笑っている。
完全にいつもの調子に戻っている。
「で?正解?」
そう聞いてくる彼に何と言おうかと考えていたけど隠しても仕方ないと思い、正直に頷いた。
「やっぱり」
そう言って彼はクスクスと笑う。
「笑わないでよ・・・恥ずかしい」
「ごめんごめん」
彼が謝る。
「それで、どういうところが好きなのかな?」
「へ?!」
この人、また掘り下げる気なの?
勘弁してけろ・・・
「言わなきゃダメ・・・?」
彼にそう尋ねる。
するとクスクスと笑いながら、こう返してきた。
「宍戸は友達だからね。・・・半端な気持ちなら諦めてもらおうかと思って」
彼はにっこりと笑う。
「伊武くんは関係ないんだけど、俺の興味かな」
友達思いなことで・・・
というより、明らかに楽しんでるんだけどね?
この人。
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