7話 不穏な予感
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「誰がベッドの上に下ろせっつったよ、あのバカぁ・・・」
そう言って頭を抱える。
あいつ、完全に私で遊んでやがる・・・
しかも、私よりもなんか余裕あり気でムカつく・・・
「・・・ん」
そうこう考えていると深司が短く声をあげた。
「ん~・・・」
彼が唸りながら身じろぐ。
さっきまで、どう逃げようかと考えていたのだが・・・
か、かわいい!
「んっ・・・##NAME4##?」
彼から目が離せないでいると彼の目が開いて彼と目が合う。
「・・・おはよう」
寝ぼけ眼の彼に そう微笑まれ、心臓が鷲掴みにされる。
ちょっと待って・・・何この破壊力・・・
いつもの切れ長の目は寝起きでとろんとして
髪もいつもサラサラだけど今は少しぼさついている。
「ごめん。##NAME4##がなかなか起きなかったから寝てた・・・ってどうしたの?顔、真っ赤だよ?」
「だ、大丈夫・・・」
彼に見惚れていると心配され、慌てて否定する。
そりゃあ、こんな状況だし顔も赤くなるよ・・・
「本当?熱あるんじゃないの?」
深司が心配そうに私のおでこに触れる。
私はというと脳内ショート寸前である。
「ほら、熱い。やっぱ、熱あるんじゃないの?えっと・・・体温計どこかな・・・」
そう言って彼が椅子から立ち上がって体温計を探しに行く。
すーっと空気を勢いよく吸い込む。
うまく息ができないというかほぼ止まっていた。
思わず息ってどうやってしてたっけ?と自分に問いかける。
まさか自分が呼吸の仕方を忘れるとは思わなかった。
顔の熱もきっと深司のせいだ、とは口が裂けても言えなかった。
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