4話 刃傷沙汰…?
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「紛らわしいなぁ・・・」
そう呟く主に、私も同意する。
「そうだよ!片方だけ、そんなに伸ばしてるからだよ!」
そう言って、私は懐からあるものを取り出す。
―シャキンッ
鋏だ。
「なっ!?貴様!!いつ、忍び込ませた!?」
主が、訳の分からないノリで問いかけてくる。
「いや、護身用にと思って」
「危ねぇよ!戦○ヶ原さんか、お前は!?」
私の答えに動揺してるのか、さっきの変なノリが吹っ飛んでいる。
さすがの私だって、戦場○原さんのように彼の口の中に、ホッチキスの芯をさしたりしない。
「おい、待て・・・嘘だろ・・・」
そう言ってアキラが後ずさりする。
しかし・・・私も一歩、更に一歩、と彼との距離を詰めていく。
「鬼○郎は、一人でいいんだよ・・・?」
そう言って鋏を持った手を伸ばす。
「っ!!」
彼は、とっさに逃げようとしたが、それは叶わなかった。
―ジャキンッ
「うわああああああああああああああ!!!」
刹那、アキラの悲鳴が響き渡った。