3話 遅れて参上
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すると、遠慮がちにドアが開かれる。
「・・・時間差で、大石を召喚!サモンッ!」
もちろんふざけたのは真琴である。
ふと美夜子ちゃんと目が合うと、ウィンクされた。
どうやら私と彩乃がコントしている間に、深雪への説明は終わったらしい。
当の本人は信じられないようで、遠慮がちに開かれたドアから、ひょこっと顔を出している、ゆでたま・・・おっと。大石を見て「生大石・・・」と呟いている。
「生卵・・・」
「あぁん!?」
そんな彼女に、ボケてみると鋭いツッコミが返ってきた。
彼女はこの手のネタには敏感である。
くわばらくわばら・・・!
「え・・・あれ?3人じゃ、なかったかい?」
「はい!そうですね!」
目にも止まらぬ速さでベッドから飛び降り、大石の隣に移動した深雪は満面の笑みで彼にそう答える。
「あれ?ほんとに大石だ!」
そう声をあげたのは彩乃だ。
「ほらね!私の頭がおかしいわけじゃ「すごいクオリティのコスプレだね」・・・なんでぇ!?」
やっと信じてくれるかと思ったのだが、コスプレだとぶった斬られてしまった。
「あの髪型、どうやって再現してるんだろう・・・やっぱ水泳キャップとかかな?」
なおもコスプレと思う彼女にどうしたもんかなぁ・・・と、また頭を悩ませていると大石とは別の声が聞こえてきた。