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【山全体会議まで】
「う……ううん……」
手塚「気が付いたか?」
「……こ……ここは……」
辻本「良かった……」
「えっ?何で……あれ?あ、そうか。私達……昨日の嵐で……」
辻本「大丈夫?」
「あ、彩夏……ここは……?」
辻本「わかんない……でも どっかの島みたい」
「島……あ、それで みんなは無事なの?」
辻本「……みんないるって訳じゃないみたい……」
手塚「先生方や……船長が見当たらない」
「えっ!?お父さんが!?」
手塚「全員、救命ボートに乗ったのは確認したんだが……」
辻本「大丈夫、きっとみんな無事よ。そう信じましょ!」
「う……うん」
跡部「おい、そっちは全員気が付いたか?」
手塚「ああ、青学は全員無事だ」
橘「こっちも全員いる」
真田「うむ、俺達も揃っている」
剣太郎「六角メンバーも欠員なし!」
赤澤「俺達も大丈夫だ」
南「同じく、こっちも全員いる」
木手「比嘉中も全員いますね」
跡部「ふん、どうやら監督達以外は全員無事みてぇだな」
剣太郎「オジイ、大丈夫かなぁ。早く捜さないと……」
柳「潮の流れからすると、先生達もここに辿り着いた可能性は高い」
乾「ああ。その確率は97%だ」
黒羽「なら、この島をくまなく探索すれば見つけられるんじゃねぇの」
菊丸「けど、捜すったって、一体全体ここがどこだかもわかんないぞ」
跡部「いや、ここは多分目的地の合宿所のある島だな。この近辺に、他に島はねぇ」
佐伯「そういえばさっき、向こうの山の手の方に、山小屋みたいなものが見えたよ」
手塚「おそらくそれが合宿所だろう。俺達が行く予定だった場所だ」
菊丸「合宿所かぁ……とにかく、行ってみようよ。先生達も そこにいるかもしんないじゃん」
手塚「そうだな、一休みしたら合宿所に向かおう」
跡部「ああ」
ーーーーーーー
切原「まだかよ……いい加減 腹減ってきたぜ」
ジャッカル「赤也、もうバテたのか?」
切原「バテたんじゃなくって、腹が減ってんスよ。朝から何も食ってねーし」
佐伯「そろそろ合宿所が見えてきてもいいころだと思うけど……」
リョーマ「……アレじゃない?」
桃城「何っ?どれどれ……おおっ!そうだ、間違いねぇ!」
ーーーーーー
跡部「ここだな」
観月「ええ…意外としっかりした合宿所ですね」
剣太郎「オジイ!いるの!?」
大石「竜崎先生!いらっしゃいますか!?」
柳「……返事がないな」
観月「んー……誰もいない様ですね」
大石「手塚!」
手塚「どうした?」
大石「このロッジ鍵が掛かってないよ」
手塚「よし、中に入ってみよう」
ーーーーーー
大石「誰かいませんか?……ホコリが積もってる。こりゃあ、ここには誰も来てないな」
跡部「ま、ここ一ヶ月程、この合宿所は使われてなかったらしいからな」
柳「なぜそんなことを知っている?」
跡部「榊監督に聞いたんだよ。この島は榊監督のレジャーグループの所有物でな」
大石「榊監督の?」
観月「やれやれ、それもあって この島を合宿所にした訳ですか」
大石「手塚、この地図……島の地図じゃないか?」
手塚「ふむ、その様だな」
観月「しかし……ほとんど何も描いてありませんが」
手塚「おそらくこの合宿所の案内図だろう。この近くの事は多少描いてあるが……」
柳「跡部、鍵の束があったぞ」
跡部「そいつは他のロッジの鍵だな。外に出て、他の建物も調べてみるか」
手塚「ああ、そうだな」
ーーーーーー
跡部「どうだった?」
忍足「あかん。誰もおれへんわ」
南「こっちもダメだ。誰もいない」
手塚「そうか……先生方は、まだ ここには着いていないか」
跡部「まあ、この島に辿り着いたのは、ほぼ間違いない。そんなに広い島でもねぇ、探索していればいずれ出会うだろう。問題は……」
橘「問題?」
跡部「食料だ。手持ちの食料や水じゃ、もって今日一杯ってトコだろう」
木手「そうなると、救助が来るのに どれ位の期間が掛かるかですね……」
不二「座礁した際に救難信号を出せていればいおんだけど……」
手塚「嵐に見舞われた事は送信されていると思うが……」
仁王「まあ、そう気にしなさんな。音信不通になっちょる訳だし捜索隊が出るのも時間よ問題ぜよ」
柳「そうだな。俺達は元々、この合宿所で一週間の訓練を行う予定だった。つまり、一週間が過ぎても我々が戻らなければ……」
乾「何らかの事故の可能性もあると考えて、捜索隊が来る……と言う訳だな」
跡部「なるほどな……とすれば、俺達がここで過ごす期間は……」
乾「長く見積もって二週間……上手くいけば5日前後で救出されるだろう」
日吉「それなら、何とか全国大会には間に合いそうですね」
手塚「ふむ…妥当な見解だ」
真田「だが、二週間という期間は結構長いぞ」
「う……ううん……」
手塚「気が付いたか?」
「……こ……ここは……」
辻本「良かった……」
「えっ?何で……あれ?あ、そうか。私達……昨日の嵐で……」
辻本「大丈夫?」
「あ、彩夏……ここは……?」
辻本「わかんない……でも どっかの島みたい」
「島……あ、それで みんなは無事なの?」
辻本「……みんないるって訳じゃないみたい……」
手塚「先生方や……船長が見当たらない」
「えっ!?お父さんが!?」
手塚「全員、救命ボートに乗ったのは確認したんだが……」
辻本「大丈夫、きっとみんな無事よ。そう信じましょ!」
「う……うん」
跡部「おい、そっちは全員気が付いたか?」
手塚「ああ、青学は全員無事だ」
橘「こっちも全員いる」
真田「うむ、俺達も揃っている」
剣太郎「六角メンバーも欠員なし!」
赤澤「俺達も大丈夫だ」
南「同じく、こっちも全員いる」
木手「比嘉中も全員いますね」
跡部「ふん、どうやら監督達以外は全員無事みてぇだな」
剣太郎「オジイ、大丈夫かなぁ。早く捜さないと……」
柳「潮の流れからすると、先生達もここに辿り着いた可能性は高い」
乾「ああ。その確率は97%だ」
黒羽「なら、この島をくまなく探索すれば見つけられるんじゃねぇの」
菊丸「けど、捜すったって、一体全体ここがどこだかもわかんないぞ」
跡部「いや、ここは多分目的地の合宿所のある島だな。この近辺に、他に島はねぇ」
佐伯「そういえばさっき、向こうの山の手の方に、山小屋みたいなものが見えたよ」
手塚「おそらくそれが合宿所だろう。俺達が行く予定だった場所だ」
菊丸「合宿所かぁ……とにかく、行ってみようよ。先生達も そこにいるかもしんないじゃん」
手塚「そうだな、一休みしたら合宿所に向かおう」
跡部「ああ」
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切原「まだかよ……いい加減 腹減ってきたぜ」
ジャッカル「赤也、もうバテたのか?」
切原「バテたんじゃなくって、腹が減ってんスよ。朝から何も食ってねーし」
佐伯「そろそろ合宿所が見えてきてもいいころだと思うけど……」
リョーマ「……アレじゃない?」
桃城「何っ?どれどれ……おおっ!そうだ、間違いねぇ!」
ーーーーーー
跡部「ここだな」
観月「ええ…意外としっかりした合宿所ですね」
剣太郎「オジイ!いるの!?」
大石「竜崎先生!いらっしゃいますか!?」
柳「……返事がないな」
観月「んー……誰もいない様ですね」
大石「手塚!」
手塚「どうした?」
大石「このロッジ鍵が掛かってないよ」
手塚「よし、中に入ってみよう」
ーーーーーー
大石「誰かいませんか?……ホコリが積もってる。こりゃあ、ここには誰も来てないな」
跡部「ま、ここ一ヶ月程、この合宿所は使われてなかったらしいからな」
柳「なぜそんなことを知っている?」
跡部「榊監督に聞いたんだよ。この島は榊監督のレジャーグループの所有物でな」
大石「榊監督の?」
観月「やれやれ、それもあって この島を合宿所にした訳ですか」
大石「手塚、この地図……島の地図じゃないか?」
手塚「ふむ、その様だな」
観月「しかし……ほとんど何も描いてありませんが」
手塚「おそらくこの合宿所の案内図だろう。この近くの事は多少描いてあるが……」
柳「跡部、鍵の束があったぞ」
跡部「そいつは他のロッジの鍵だな。外に出て、他の建物も調べてみるか」
手塚「ああ、そうだな」
ーーーーーー
跡部「どうだった?」
忍足「あかん。誰もおれへんわ」
南「こっちもダメだ。誰もいない」
手塚「そうか……先生方は、まだ ここには着いていないか」
跡部「まあ、この島に辿り着いたのは、ほぼ間違いない。そんなに広い島でもねぇ、探索していればいずれ出会うだろう。問題は……」
橘「問題?」
跡部「食料だ。手持ちの食料や水じゃ、もって今日一杯ってトコだろう」
木手「そうなると、救助が来るのに どれ位の期間が掛かるかですね……」
不二「座礁した際に救難信号を出せていればいおんだけど……」
手塚「嵐に見舞われた事は送信されていると思うが……」
仁王「まあ、そう気にしなさんな。音信不通になっちょる訳だし捜索隊が出るのも時間よ問題ぜよ」
柳「そうだな。俺達は元々、この合宿所で一週間の訓練を行う予定だった。つまり、一週間が過ぎても我々が戻らなければ……」
乾「何らかの事故の可能性もあると考えて、捜索隊が来る……と言う訳だな」
跡部「なるほどな……とすれば、俺達がここで過ごす期間は……」
乾「長く見積もって二週間……上手くいけば5日前後で救出されるだろう」
日吉「それなら、何とか全国大会には間に合いそうですね」
手塚「ふむ…妥当な見解だ」
真田「だが、二週間という期間は結構長いぞ」