2話 全校合同合宿
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今日は移動疲れもあるだろうから、各自部屋に荷物を置いて自由行動となった。
そのため、各校では部長が声を上げて、部員を誘導している。
そんな様子を眺めていたら、真琴が隣でストレッチを始めた。
「さぁて!探索と行きますかね!」
入念な屈伸運動と開脚運動・・・
この女、やる気満々である。
「んじゃ、立海行ってきます!!」
返事をしようとした時には、彼女の姿はもう人混みで見えなくなっていた。
この人混みの中を、荷物を片手にいとも簡単にすり抜けて行ったのか・・・
・・・ア○シールド21か?
セナなのか?
「じゃあ、私も手塚に会いに行ってこようかな♪」
そう言う美夜子ちゃんの声はすごく弾んでいる。
さながら恋する乙女である。
「えー・・・美夜子ちゃんも行くんだったら私も行こうかなぁ・・・」
正直、レイくんの魔法で移動してきた私たちにとって移動疲れなんて無かったんだけど、早く部屋に荷物を持って行ってベッドにダイブするつもりだった。
惰眠を貪るの大好きで申し訳ない。
「だって生手塚を間近で見れるチャンスなんだよ!!」
まぁ、確かにそうなんだけど。
「あわよくば、手塚の匂いを嗅げる・・・」
ん?なんか今、危険な発言が聞こえた気がする。
「ちょっくら、行ってくるわ!」
そう言って真琴と同じように駆けて行き、彼女の姿もすぐに見えなくなる。
「私も氷帝でも見に行くかなぁ・・・」