20話 合宿の終わり…?
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「ほ、ほえー・・・」
目の前の光景に、どこぞの魔法少女の口癖が出てしまう。
・・・出てしまうほどに、それは中学生の私たちには異質な存在だった。
「でけー・・・」
隣で宍戸も、感嘆の声をあげる。
私たちはバスで大きな豪華客船が停まる港に連れてこられていた。
朝早く起きて普段通り練習のサポートした後ということもあり、道中で宍戸の肩を借りて爆睡してしまったのは内緒だ。
起こされた時に、宍戸の顔が近すぎて心臓が口から飛び出してしまいそうなほど驚いた。
涎たれてなかったのが、せめてもの救い。
・・・まぁ、今は別のことに驚いているんだが。
「君たちを労おうと、ささやかだがディナークルーズを用意させてもらった」
ディナー・・・クルーズ・・・?
思わず、頭を抱える。
・・・知っている。
いや、既視感があると言ったほうが正しいのかもしれない。
それに私は、この豪華客船に見覚えがある。
むしろ親の顔より見たと言っても過言じゃない。
・・・さすがに、それは言い過ぎか?
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