19話 追いかけっこ
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「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん☆ってな!」
走ってくる2人に声をかける。
「呼んでないけど・・・」
「助けて!」
そう言って##NAME4##が俺の背中に、##NAME2##がジャッカルの背中にくっつく。
「いいぜ、任せとけ!・・・ジャッカルに!」
「Σ俺かよっ!?」
ジャッカルのいつものツッコミが入ったところで・・・この状況は何なんだ?
まぁ、いいか。
「なぁ!それよりガム持ってねぇか?」
「持ってるよ」
ジャッカルの方から、にゅっと腕が伸びてきた。
「おぉ!サンキュー!」
そう言って##NAME2##からガムを受け取って口に運ぶ。
次の瞬間、鼻に爽やかな香りがぬけていく。
「か、辛い・・・!な、なんだこれ!?」
思わず、##NAME2##を睨む。
「あ、ごめん・・・それ、ミントガムだわ・・・」
「お前・・・ふざけんなよい・・・!」
我慢できずに、包み紙にミントガムを吐き出す。
「まぁまぁ・・・」
そう言って、##NAME2##がジャッカルのズボンのポケットを叩いて、中を探る。
「ポケットを叩くと、グリーンアップル1つ♪」
「なっ・・・!?」
中から俺がいつも食べているグリーンアップルのガムが出てきて、ジャッカルが驚いて声を上げる。
「嘘だろい・・・?」
「ブン太・・・私も嘘だと思いたい・・・」
思わずジャッカルがポケットの中を探るが、中からは何も出てこない。
「もひとつ叩くと、グリーンアップル2つ♪」
「「「Σ増えた――――!!!」」」
また同じ様にポケットを叩くと中からガムが出てきた。
直前に、ジャッカルがポケットの中を確認したのに・・・
「・・・随分と楽しそうだね」
知らない間に幸村が後ろに立っていた。
「Σおおぅ!?忘れてたぁ!!」
「続・逃げるのじゃ!!」
2人はそう言うと、俺たちから離れて走って行った。
・・・逃げる?幸村から逃げてるのか?
「あいつら何やったんだ?」
そう聞くも、幸村は困ったように微笑んで2人の後を追いかけていった。
「嵐のようだったな・・・」
「そうだな・・・」
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