18話 森のアキラ
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「・・・って!やばい、練習始まっちまってる!!」
「え?!それはまずいよ!!」
「走ろう!死ぬ気で!!」
寝坊してしまったけど、急いでご飯を食べたために少し時間に余裕が出来たから歩いていたのだが・・・
アキラと遊んでいる内に、そんなに時間が経っていたらしい。
このまま遅刻となると真田はもちろんのこと、その相方さんにも怒られてしまう。
・・・終わった。
しかし、走らない訳にはいかない。
今なら少々怒られる程度で済むだろうが、大遅刻となれば真田の鉄拳が飛んでくる可能性がある。
男女平等パンチ・・・恐るべし。
「サタンさまの怒りに触れないうちに行かないと・・・」
「ん?誰だ、それ・・・?」
「ばっか!!##NAME4##、やめとけ?」
聞きなれない単語を、思わず拾ってしまうアキラと本人に聞かれてはまずいと彼女を咎める##NAME2##。
「アキラ!お前は、いい子だから何も聞かなかったことにして練習に行くんだ!!」
「でも・・・」
「ハウス!!!」
「今度は犬扱いかよ!!・・・分かったよ!じゃあな!」
アキラが言いふらすとは考えにくいが、余計なことを知ってしまえば彼の命が危ない・・・まぁ、嘘だけど。
「呼び捨てでいくって言ったでしょ?」
「私は了承してないもん」
「もんじゃないよ!頼むから、千歩譲ってくれよ!」
「千歩譲っても無理でしょ。普通に」
何故か、あの人の呼び方にこだわる##NAME4##。
自然な呼び方が一番安全だと思うのだが・・・
「じゃあ、何だ?ゆっきーとでも呼ぶか?!」
「待って?ハードルが天まで高くなったよね?!」
「お前がごねるからだろ?!」
トリッキーな呼び方なら、何かの間違いでいいかと言ってくれるかと思ったけど却下された。
「俺は別に構わないよ?」
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