18話 森のアキラ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「・・・ぉーい!##NAME2##~!!」
「・・・ところが♪」
「アキラが♪」
「後から♪」
「ついてくる♪」
2人「「トコトコトコトコとー♪トコトコトコトコとー♪」」
アキラの声が聞こえるが、構わず2人で歌う。
「##NAME2##!待てよ、落し物!」
「青い勾玉の小さなストラップ~♪」
「あら、アキラ♪ありがとう♪」
「お礼に歌おうぜ♪」
2人「「目覚めろ!今こそリズムに乗るぜ♪」」
しっかりとアキラのキャラソンの歌詞で締めくくったのだが、この世界のアキラはもちろんそんなもの知らないのでぽかーんとしていた。
「な、何なんだよ・・・お前ら・・・」
「え?何って・・・森のアキラだよ?」
「だから、俺は熊じゃねぇよ!ほらよ!」
「えー?熊だよー。ありがとね」
そう言って、熊さんからストラップ付きの鍵を受け取る。
今日の朝は寝坊してしまい、バタバタしていたからキャリーケースの鍵を持ってきてしまったようだ。
私のうっかりさんめ。
「たくっ・・・わざとだな?」
「わざとじゃないよ!・・・落としたのは。」
「は?・・・俺が拾ってなかったらどうする気だったんだよ」
「アキラは見て見ぬ振りする、悪い子じゃないでしょ?」
落とした時に自分で拾い上げようと一瞬立ち止まったものの、10mくらい後方にアキラがいたものだから・・・つい。
ご丁寧にアルファベットで私の名前が刻印されているプレートも付いてたもんだから絶対に走って届けてくれると思って・・・ついつい。
「なんだそりゃ・・・」
・